この写真を撮った。
ジャージとシャツをハンガーに吊るしてかばんに引っ掛けていた。
服を着たまま、水でもかぶったから
乾かしながら下校しているのかなと思った。
そしたら先月21日の
日テレ「月曜から夜ふかし」で
全国のご当地問題を調査した件で
ちょっと変わった下校風景問題として
「沖縄の高校生は制服をカバンに引っ掛けて下校する」
インタビューでは地元の中高生は
沖縄だけということに驚いていた。
なんでも部活動をやっている生徒が
制服の汗汚れやシワ防止のために
このスタイルで下校するのが定着していて
先輩がやっているのを後輩がまねしてそうなったらしい。
あの嫁ニーこと平良司さんの頃からそうだったというから
かなり前からそうだったらしいが
私は今年初めて見た。
きっとバス移動や那覇市内に戻るときは
夜になることが多いので
遭遇しなかっただけのようだ。
ハンガーマスターと呼ばれている高校生は
なんと12個も持っていて
ワイシャツ・部活着・体育着から
パンツ用まできめ細かくやっているそうだが
全部引っ掛けたらどんな風景になることか。
もう想像がつかない。
リスクもあるそうで、一人で歩くと
制服を落として何度も買い替えることがあるんだそうな。
でもこれは沖縄ならではと言ってもいいだろう。
そのついでに沖縄がらみの許せないニュース。
名護市辺野古沖の米軍基地工事をめぐって
国が軟弱地盤に関する設計変更を
沖縄県が認めなかったことに関する訴訟で
最高裁は「沖縄県に対する国土交通相の是正指示は適法」であると認め
沖縄県は敗訴した。
しかしこの裁判は一審から上告審まで
一切沖縄県と国との弁論がないままの
スピードが「過ぎる」決着であり
なぜ沖縄県が認めなかったのかとすることを
「中立・公正・公平」に裁かれなかった
不当判決である。
もはや日本には三権分立は存在しない。
とくに沖縄に至ってはそうなっているのである。