#関東大震災 #朝鮮人 #中国人 虐殺を裏付ける公的な記録が見つかった!( #神奈川県 #神奈川 )


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これまで関東大震災における朝鮮人や中国人虐殺について

それらを記録した公的な記録は存在しないと

政府は繰り返し主張していた。

これに対して

内閣府の防災情報のページに

2009年に刊行された

「災害教訓の継承に関する専門調査会報告書

 1923関東大震災」の第2編の

第4章第2節に「殺傷事件の発生」として

その虐殺の概要が載っていることが

事実として挙げられていた。

つまり政府はウソをつき続けていたのだ。

そしてきのうのニュースで

www.tokyo-np.co.jp

震災の2か月後に神奈川県が内務省(当時)に

朝鮮人虐殺の状況を報告したとみられる文書が見つかったと、

市民団体「関東大震災朝鮮人虐殺の事実を知り追悼する神奈川実行委員会」

が4日に発表。

犠牲者145人の殺害場所や日時、年齢などの詳細が記載されて

まさにこれまでの主張を覆すものになった。

団体側の発表によると

「震災ニ伴フ朝鮮人並ニ支那人ニ関スル犯罪及保護状況其他調査ノ件」

という題で書かれていた文書を

虐殺研究の第一人者として知られる故・姜徳相(カンドクサン)氏が

約10年前に古書店で発見。2021年に亡くなるまで、

文書内容を裏付ける実地調査などを続けた。

震災から100年に合わせて、

実行委員会代表の山本すみ子さん(84歳)との共編で

「神奈川県関東大震災朝鮮人虐殺関係資料」(三一書房)として発刊したことで

この文書を公開することにしたそうだ。

当時の知事だった安河内麻吉が同省の警保局長に宛てたもので

「県知事と警察当局のやりとりの文書とみられ、

 官憲側が虐殺の詳細を記した資料は珍しい。」

と、法政大の慎蒼宇(シン・チャンウ)教授

(朝鮮近代史)。

「公文書上の位置付けは今後の研究が必要だが、

 虐殺の実態解明の下支えとなる。」とも。

しかし松野博一官房長官は文書については承知していないとして

従来の見解を崩さなかった。(4日の記者会見)

しかし公的な記録が発見した以上は

政府がその真贋を調べて

結果を示していくのは当然であり

それをやらないで「ない」と言い続けることは

極めて不誠実である。

これまで得られている証言と一部が一致していることが確かめられて、

「政府が虐殺を隠蔽いんぺいしてきた証拠だ」と前述の山本さん。

岸田内閣はこれを無視することは

絶対に許されない。

なお、黒岩祐治神奈川県知事は

「事実はしっかり見つめることが必要だ。

 (虐殺の実態調査について)

 国の判断でどこまでやれるのか、

 見守るしかない。」と

きのうの定例会見でコメントしている。

www.daily.co.jp

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