辺野古の土砂投入から3年 抗議の声は続く

10・31の総選挙は

民意の反映しない結果に終わったが

それでも沖縄県名護市辺野古沖の

埋め立てに反対する声は終わらない。

それどころか海岸の軟弱地盤が大騒動になり

政府が埋め立て工事に関する設計変更について

沖縄県玉城デニー知事が不承認にしたことから

再び法廷闘争になることは確実だが

地元の声の大半は知事の決断に賛成の声を出している。

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12月14日、土砂投入から3年が経ったこの日

辺野古沖の海上そしてキャンプシュワブのゲート前で

抗議行動と集会が行われた。

「工事は中止すべきだ。」

「知事の判断を後押ししよう。」の訴えは

依然として本土まで届くには

余りにもその距離が長いままだ。

なにより「人の話を聞くことが出来る」

総理大臣でさえも辺野古沖の問題については

ガン無視状態だ。

しかし辺野古沖の事業費は1.6倍にアップし

今後設計変更をすればその負担はさらに

天井知らずになる可能性が高い。

東京2020大会(オリンピック・パラリンピック)と

同じだ。

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ムチャクチャな予算のもとで埋め立て工事をやって

辺野古の新しい基地が普天間や嘉手納の替わりとして

米軍(空軍と海兵隊)が本当に使ってくれるかということも

いまだに不透明だということも忘れてはいけない。

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また、14日には岸信夫防衛相が

米軍新基地の建設を推進する省内の組織に、

国土交通省国交省)からの出向職員を

過去6年間で延べ35人受け入れてきたと明らかにしている。

国交省はいま防衛省の申し立てを受けて

国の設計変更を不承認とした

沖縄県の判断の妥当性を審査中なのに

こんなことをアッサリと国会予算委員会の答弁で認めたということは

まさに沖縄をバカにしているとしか言いようがない。

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なんとしてもこの不当な埋め立てを中止させるために

さらなるつながりを拡げなければいけないと思う。

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