めいいっぱい歩いた神宮外苑はイチョウ並木だけじゃない!

きのうはめいいっぱい歩いた。

国立競技場のバックスタンド側からイチョウ並木の入り口まで。

日本イコモスの勧告にも耳を傾けず

今すぐに大掛かりな再開発事業で

大量の樹木伐採をやり兼ねない

神宮外苑の現況に「待った!」をかけるべく

いまの森を見ながら専門家による解説を聞いて

いかに多くの自然が育んだ財産が失われていくかを

知る2時間になった。

主に注目されたのが

神宮第2球場と国立競技場の間にある建国記念文庫の森だった。

先月末からフェンスに囲まれて中に入ることができないが、

以前のブログでも書いた通り

イチョウなどの落葉樹しかないと環境アセスメントで言われていたのが

実は広葉樹もある「生きている森」だということがわかり

事業者側が「虚偽」を働いているのではないかと言われている。

さらに神宮球場側に歩いて室内庭球場側に行くと

この奥にある木も伐採される運命にある。

それでも道沿いにある木があれば

それでいいんじゃないかと言うが

上の写真にある野球グラウンドに室内庭球場が建てられることから

その周辺の大きな樹木が伐採される。

このグラウンドは

「大銀杏野球場」との名が付けられているが

写真にある大イチョウの木も伐採される。

これはイチョウ並木の今後の生命(活力度)に

悪い影響を与えるかもしれないという。

見栄えだけイチョウの木を残しても

その周辺の樹木がないと

やがて枯れ木になる確率が

うんと高くなるのだと。

イチョウ並木を守るためには

周囲の自然を生かすこと。

そして悪影響を与える再開発をやめさせること。

残された自然は神宮外苑の周囲に住む子供たちのために

確かな財産となる。

これからも抗議行動はやめられない。

きょうはテレビ朝日や海外のメディアも取材に来た。

この盛り上がりをさらに高めたい。

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