#日本 も #アメリカ も #教育 は常に #政治 に振り回される( #令和書籍 #育鵬社 #自由社 #竹田恒泰 #文科省 #歴史教科書 #米軍 #銃社会 #東京新聞 #大矢英代 )

なんでも文科省は歴史教科書の検定(中学校)で

令和書籍という出版社のを検定未了から

一転「合格」にしたという。

(過去4回も史実に関するデタラメや

 漢字の間違いなどで不合格!)

その内容は育鵬社自由社と同じで

社長は竹田恒泰だという。

天皇制を絶対として科学的根拠を欠く

国史観をもって自虐史観を排するというが

育鵬社自由社を合わせても

採択率(需要に対するシェアとして)は1%というから

盛り上がっているのはネトウヨの大人たちだけで

教育現場は「かえって迷惑」極まりないということ。

事実、令和書籍は不合格になったヤツを

そのまま書籍化して民間ルートで売りさばいたという。

とてもじゃないが教育上良くないことをした出版社を

なぜ文科省は「門前払い」にしなかったのか?

肩書と血筋やらは立派なのに

人の道を正しく教え、導くという

肝心なことがわかっていない人間がつくる教科書なんて

誰も信用しない。

どうしてそれがわからないのか。

mainichi.jp

上のニュースは先週末の「日本」の話だが

きのうの東京新聞「本音のコラム」で

カリフォルニア州立大学助教授の大矢英代氏が

まさにその話と同じ話を書いたのだ。


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学生たちに銃所持(日本では法律で禁止されている)の

是か非かを討論したら

大多数の学生が銃乱射事件が後を絶たないことから

何らかの規制を求めた。まさに「非」だ。

大矢氏はこれは「意外だった」とした反面で

「是」の所持支持派の学生はその理由として

「銃を棄てたら中国が乗り込んでくる」と力説したことに

「開いた口が塞がらなかった」。さらに

以前に勤めた大学で沖縄の米軍基地に所属経験のある

現役米兵の学生に沖縄の基地問題の話をすると

「反対派は中国から金をもらって座り込んでいる」と

笑っていたそうだ。

前者の学生は

「中国はアメリカ(米国)の各家庭に銃があると知っているから

 怖がって攻めてこないんだ。」

後者の学生は

「米軍で習ったから信じていた。」

いわば、日本でもアメリカでも

自国を誇らしげに褒めまくる教育ばかりが奨励されていて

中国の正しい歴史や現時点でも「事実」は

無視しまくり、ヘイトやデマなどを若者たちに

刷り込みをしているのだから

私も開いた口が塞がらない。

大矢氏は大学の教室から小さなアメリカが見えると。

そしてコラムの最後に

アメリカの中国脅威論を支えているのは

日本社会に漂うそれと似たようなものだろうかと書き記したが

もはや漂うなんてものじゃない。

ついこないだの日米首脳会談の総理の発言にもあるように

みんながあるようでないような

中国脅威論に乗せられて

5年間で43兆円に及ぶ軍事力の拡大を

日本中で容認したのだ。

令和書籍の教科書合格はまさに

漂っているだけのニセモノを

本物同然にでっち上げた。それをアメリカが認めたようなものだ。

東京レインボープライドでエマニュエル在日アメリカ大使が

LGBTQ差別などに言及したことを問題視するなら

アメリカのデタラメ中国脅威論を日本が

正しく修正するほうが先だと思うのだが?

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