#戦雲 (いくさふむ)のつづきのこと( #沖縄 #自衛隊 #うるま市 #防衛費 #兵器 #ローン #毎日新聞 #東京新聞 )

きのうの毎日新聞WEBニュースで

沖縄県うるま市でゴルフ場跡地に

陸上自衛隊の訓練場を建設計画が持ち上がっていることに

反対する集会が行われたことを伝えていた。

県議や市議、自治会関係者らの主催で、

主催者発表で約1200人が参加したということで

「住民の視点を完全に欠落させた、ずさんな計画だ」として

 木原稔防衛相に計画断念を求める決議を採択したそうだ。

mainichi.jp

映画「戦雲(いくさふむ)」では

まもなく運用が開始される

先島諸島のミサイル基地を統括する本部が

うるまの勝連分屯地にあることを伝えた。

その場所だけでなく新たな訓練場をつくられる。

それはなぜか?

那覇市を拠点とする第15旅団を

「師団」へ増強させることで訓練の増加が見込まれるからだと。

しかし、跡地が住宅街や自然体験学習施設に近接しているために

反対運動が拡大し、県議会は白紙撤回を、

市議会は断念を求める意見書をいずれも全会一致で可決したが

防衛省側は「取得後の土地の在り方を検討している」として、

現時点で白紙撤回を否定している、というより

今年度の予算案に跡地の取得費を計上しているので

もう止まらない感じということだ。

「山の上にあって秘密のベールに包まれている」

ミサイル基地を監視するのは近隣の住民のみだと

映画で知ったが、自衛隊の拡大はうるま市だけでなく

近隣の中城(なかぐすく)湾港で軍事訓練が繰り返されていることや

沖縄市での弾薬庫建設の決定など。

その一方で勝連半島でも沖縄戦のときに

ガマ(天然の壕)で避難した人が

平和ガイドを勤めている。森根昇さんだ。

父が故意に栄養失調になり徴兵拒否をしたので

一緒にガマで過ごした体験から

いま戦時中でも父をはじめ戦うことを否定した人たちの

行動や信念を捉え直したいとしているが

実際に沖縄に生きる人々も

過去の戦争の記憶を軍事力強化を止める拠り所にしている人が

どれだけいるだろうか。

辺野古埋め立てに対する「あきらめ」と

米軍と自衛隊の受け止め方の違い。

そして「経済効果」と。

揺れる沖縄の「感情」を知る日本人はどれだけいるだろうか。

と、いうよりも知ろうとしないヤマトンチュが

多いという事実を誰が知るだろうかという感じだ。

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