人工衛星・Jアラートよりも「原発60年超運転」のほうが問題だ

おいおい、Jアラートなんて

どこで鳴ったんだよ。

午前6時半?家を出た時間だけど

別にスマホはなんともなかったし

防災無線で警報があったわけでもない。

ごく平穏な朝だったぞ。

なんでも北朝鮮が11日までに

人工衛星を積んだロケットを打ち上げるという事前の通告をしただけで

マスコミは大騒ぎをしていたが

フタを開けたら6月を待たずにロケットを打ち上げて

あっという間に失敗して

海(それも黄海らしい)に落っこちたというから

なんともマヌケだ。

www.yomiuri.co.jp

きのう(31日)の東京新聞夕刊の記事では

「可能な限り早期に二回目の打ち上げを実施する」としてるが

何度やってもこの程度では

陸上自衛隊石垣島に配備されたPAC3(迎撃用に地対空ミサイル)を

駐屯地に置いといたほうが正解。

台風にやられた方が大打撃になるだろう。

www.tokyo-np.co.jp

www.asahi.com

上は同じ日の日刊ゲンダイより。

こんなミサイルのようなのが撃ちあがると

国会では解散風が吹くというジンクスがあるというが

だったら総選挙に争点になるものがいくらでもある。

その一つが参議院本会議で与党などの多数で可決成立した

原発60年超運転法」の問題だ。

GXとかいう「脱炭素」を推進するためという

エネルギー関連の5つの法案を束ねて一気に強行突破したのが

許せない。既存の原発の稼働を

「最高40年、1回限りで最長20年のみ延長」から

なんと2つのバラバラな法律の改正で

「40年超えたら、その間の停止期間を含めて

 20年を超えた運転が可能」(経産省電気事業法

「30年超えたら

 最長10年ごとに審査して認可」(原子力規制委員会・原子炉等規制法)

と老朽した原発をいくらでも稼働できる

骨抜きの規制法となったのだ。

ちなみに廃炉に関しては

「使用済燃料再処理機構」に統括されるというが

電力会社や日本原子力発電(原電)にとっては

まさに廃炉の負担がなくなるから

ウハウハということになる。

もともと再生可能エネルギーに推進に

アベスガ政権が熱心じゃなかったツケが

ウクライナ侵攻で一気に噴き出たのだから

今度こそ選挙でしっかりと問うべきだ。

だが、争点がミサイルのほうにまわったら

公明との関係がギクシャクしても

自民と維新が優位になるのだから

これを許してはいけないのだ。

www.tokyo-np.co.jp

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