きのうは山の日の振替休日だが
なんともピンと来ない祝日だ。
(先月の海の日もそうだが)
むしろ1985年に日航ジャンボ機墜落事故が
起きた日であることを知って
そういえば忘れてしまったと。
あの時は「8月12日」という日付が
大きく出ていたことがなかった。
しかし、当時中学3年だった私は
まさか堕ちることはありえないと思っていた
最新鋭の旅客機が原型もないくらいに
木っ端微塵に御巣鷹山に叩きつけられたようだった。
そして原因は
「機体尾部修理不良と設計上の欠陥」により
「機体後部の圧力隔壁が破損、
垂直尾翼と補助動力装置が脱落し
油圧操縦システムを全喪失して操縦不能に陥り、
迷走飛行の末に」墜落したのだと。(カッコ内はWikipediaより抜粋)
それで思い出したのは
当時朝日新聞夕刊に連載されていた
30年40年と貯蔵して熟成させたものが良いが
飛行機は造られてから20年30年物は
とても怖くて乗れないよと
墜落事故をモチーフとした作品。
ものすごく記憶に焼き付いている。
そこで共通しているものがある。
あれだって造られてから40年経ったら
廃炉にするはずなのに再稼働だって言ってる。
先週届いた脱原発実現全国ネットワークNEWSの1面。
暑中お見舞いの絵ハガキは
愛媛の伊方ビジターハウスの階上の展望室から
北に向かっての瀬戸内海西部の伊予灘を見て描いたものだそうだ。
左から二番目の島は
使用済み燃料中間貯蔵施設の受け入れで揺れる
山口県上関町の長島です。」
山にしても海にしても一旦汚してしまったら
元通りになるのに時間がかかる、
となればいいのだが
放射性廃棄物が捨てられたり貯蔵したりすれば
確実に汚染されて元に戻るまでは
どれだけ時間がかかることだろうか。
ひょっとしたら100年たっても1000年たっても…。
やっぱり山の日といえばもうこれくらいしか
書くことがないのだ。