ひなまつり気分どころではなくなった
おとといの３日、読売新聞朝刊の４面を見て
強い憤りを感じた。
なぜかというと、
立憲民主党（立民）の杉尾秀哉氏の質問について
批判が飛び出しているというのだ。
なんで野党として当たり前のことをやって
批判されるんだ！ということ。
要するに岸田首相はウクライナ侵攻を受けた
事態対応に追われる最中なのに
マネーロンダリングを行っていて
・経済安全保障推進法案の準備室長をしていた
藤井敏彦内閣審議官が
週刊文春の「朝日記者との不倫」記事で突然更迭された。
この２点の疑惑に関する質問に５割弱を費やしたことに
敵である与党だけでなく
身内の同じ参議院議員からも
「タイミングを考えなければダメだ。」（記事より抜粋）という
コメントがでたそうだ。
しかし、この日の予算委員会の審議を見てみると
「安倍晋三の発言からの核シェアリングの是非（非核三原則）」くらいのもので、
最悪の事態にならないための努力を
岸田内閣は本気でやっているのかという
徹底追及をやっていない。
それどころか、コロナ関連について
政府の責任追及に立民は杉尾氏を含む３人が
質問時間の２割強（疑惑追求は２割弱！）も使ったのに
あとは「その他」。与党としては
下手に追及してボロが出るのを恐れたのかと思ったら
きのうの首相記者会見で陳謝した。
これは立民をはじめとする
真の野党（国民民主・日本維新の会を除く）の
実績ではないのか？
（質問したのは東京新聞の記者だけど。）
まともな質問をせずに
ただ首相に同情するような国会質問のほうが
厳しく批判されるべきだし
まして核保有の検討とかそんな質問は
愚の骨頂ではないか！
そんなに日本をロシアのような国にしたいのか？
たぶんウクライナのようになったらどうするのかということだろうが
もちろん「もともとソ連が持っていたヤツで、
新しい持ち主になったロシア連邦に返した」ということだが、
日本が自前で核兵器を持たなくても
非核三原則どころか、仮想敵国である
中国や北朝鮮を刺激することは誰でもわかる話である。
７日はぜひ、立民の議員は
この問題について首相に質問攻めにしてやれば良い。
そうなれば文句のつけようがないし、
上記の疑惑を追及したければ
「あのプーチン大統領はウソ・毒殺・自作自演で政敵を潰した疑惑が・・・」とか
「ウクライナの大統領は疑惑だらけの新興財閥から資金を提供されて・・・」などを
入れてやれば良いのだ。
そうすればウクライナ関連についての質問をしたことになる。
読売新聞に突っ込まれたらそう反論すればいい。
私はそう思う。
