「原発事故は終わっていない」と「青い空は」の歌(松戸・小金9条の会)

東日本大震災から11年の時が経った。

今年(2022年)はコロナ禍による

まん延防止予防措置(まん防)が

3月11日まで千葉県で解除されることがないので

福島に行くことを諦めた。

そのかわりに購読している

「たんぽぽ」(松戸市民ネットワーク「松戸で生きたい私たち」)の

チラシの中から

小金9条の会が主催する

原発事故は終わっていない(3.11原発事故から11年)」と題する

DVD上映と話し合いの会に参加した。

松戸市小金市民センターで13時~16時。)

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DVDは昨年NHKのEテレで包装された

ETV特集原発事故 最悪のシナリオ(その時誰が命を懸けるのか)」を

録画したものだった。

wedge.ismedia.jp

note.com

いつもなら60分放送のETV特集だが

この回に限って90分の拡大版だったを

会員の方が編集して70分にした映像だった。

あの「3・11」から2週間後に当時の

菅直人内閣に提出された

当時の原子力委員会が想定した「最悪のシナリオ」。

これには日本の中心部が崩壊しても

おかしくないという事態だが

最後にその処理の責任を負うのは誰なのかを

はっきりされることが出来ないまま

それを回避したことで棚上げに終わったこと。

それを2021年まで全く知られることがなかったことに

強い衝撃を受ける。

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しかし話し合いでは

福島第一原発事故に対する関心がなくなっていることに

不安と行き詰まりを訴える声がたくさんあった。

ウクライナ国内の原発

ロシア軍の攻撃を受けた

「最悪のシナリオ」が現実になったこともある。

松戸駅東口で行われる予定の反原発統一行動が

 ウクライナ攻撃に対する抗議行動に変更されたとの話も聞いた。)

その一方で茨城県の東海第二原子力発電所(東海)の

再稼働に反対する声を大きくしていくために

どうしたらよいかという議論もあった。

今年は松戸市で市長選(6月)・市議選(11月)そして

7月には参議院選挙もある。

ならば東海について各候補に公開質問をしたらどうかという意見もあった。

これには私も積極的に賛成した。

そうでなければ関心が住民(市民)レベルで高まらないと思ったからだ。

ロシア軍によるウクライナ国内の原発の爆撃には

「どうしようか」という悩みもたくさん漏れた。

あって欲しくないが

いずれはこういうことが起きたことには

絶望しか感じないことが多くなる。

最後に以前一緒に唄わせていただいた

東葛市民合唱団「はるかぜ」が

ウクライナ国歌や

反戦歌の一つ「青い空は」を紹介してくれた。

(後者はみんなで一緒に歌った)

遠い彼方の地で早く平和を取り戻し

歓喜の歌が流れることを望み

さらに反戦の声を上げていくしかない。

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