北京オリンピックで日本代表は
過去最多のメダル数を獲ったのだそうだが、
まさにこのタイミングで
政治関係の悪だくみがニュースで出てきたから
お祝い気分どころではない。
15日発売の日刊ゲンダイの記事から。
国政選挙の候補者からカネを集めて
地元の地方議員に配っていたことが
「選挙買収」にあたるのではないかと
追及を受けたのだ。
こう書いてもピンとこないと思うので
詳しく説明しておく。
候補者自身が地方議員に直接カネを渡すことは
公職選挙法に基づく「買収」になる。
しかし政党支部からならば「そうはならない」ため
二之湯がこれを悪用して
「マネーロンダリング(マネロン)」をしたと
疑われているというわけだ。
2014年に京都府連事務局長交代の際に作成された
『引継書』にはバッチリをその言葉が載っていることや、
2016年の参院選直前に
代表と務める政党支部から府連に同年4月に960万円を支出。
公益財団法人「政治資金センター」に掲載された
2011~19年の同支部の収支報告書によると
この年の支出だけが突出していて
それ以外に2015年3月の260万円しか
府連への支出が出ていないのだと。
まさに選挙のためのマネロンじゃないかというわけだが
本人は「党勢拡大」のためだと逃げ口上。
そしたら安藤裕・宮崎健介の
元議員コンビがこのカネの流れを認めたというから
野党の頑張り次第では
政局になる可能性もある。
しかし世間の関心はあくまでも
「オリンピック」か「ウクライナ情勢」かというところだから
粘り強くやらなければどうにもならない。
ちなみに二之湯は夏の参院選は不出馬を表明ずみ。
今回の入閣は「思い出づくり」というから
「国民をなめんなよ!」というふうに
やらなければいけないのだ。