このブログを再開して、
３度めの「勝った、勝った、勝ったー」は
成らなかった。
しかし、勝負の世界の厳しさを知ったと思えば
悪いことではない。
サッカーＪ２リーグの開幕戦。
ヴァンフォーレ甲府はアウエーで
町田ＦＣゼルビアと対戦した。
会場の町田ＧＥＯＮスタジアム（市営陸上競技場）は
そこから乗ってみたのだが
けっこう時間がかかった。
それだけ地域によって事情がちがうということだろうが
甲府のホームスタジアムよりも遠さを感じた。
でも着いてみると屋台の売店は充実していて
スポンサーのamebaTVのステージもあり
サポーター同士の盛り上がりは凄かった。
スタジアムはバックスタンドの増設工事を進めていて
来年春に完成を予定している。
激励の挨拶をして石阪丈一町田市長も
「来年は共にＪ１に上がれるように願っています。」との
リップサービスを。
元は町田から日本代表など多くの名プレイヤーを輩出していることから
市民クラブだったゼルビアをＪ２にまでのし上げたという経緯がある。
そしてキックオフ。
ＶＦ甲府は昨年の功労者のほとんどが
移籍や首切りでチームを去ったことがあり
まだ前半はぎこちない動きばかりが目立ち、
「町田のほうがボールを奪ってからの動きが速いな」
「あっという間に奪われちゃうよ」
「前線に誰もいないんじゃな」
といった周囲の声通りの苦戦状態。
セットプレーも町田のほうが多く
後半に入ってすぐに、
あわや町田にゴールを決められたと思ったら
ハンドのために取り消しになって
安堵したこともあった。
しかし、
ジュニオール・バホスや新井浩平、
そして武田翔平（新戦力）が交代で入ったことによって
前を向いてゴールを狙うサッカーが蘇った。
結局スコアレスドローに終わったが、
開幕戦はいつも楽に勝たせてもらえないことは
わかっていたから
次のホーム開幕戦（３月１日、対ザスパクサツ群馬）へ
向けての修正がまだ効くという点では
決して悪い結果ではないと思った。
（ＦＷラファエルがケガをして精彩を欠いたのが気になるが。）
これからもＶＦ甲府の試合を
できるだけ生で見たい。
テレビではあまりやらないし
ＤＡＺＮ（ネット配信の）に入るよりは、
スタジアムで勝利に興奮したほうが
感動がいつまでも心に残る。
試合終了後、
バス停近くで
連接バスを見た。
町田バスセンター行きの便で
神奈川中央交通バスのもの。
これまで京成バスの幕張新都心へ行く系統で
使うのしか見たことがないので驚いた。
きっと利用者が多いからだろう。
町田は侮れない町だ。
