この試合に勝たなければ
J1復帰へのチャンスが完全になくなる。
23節を終えて6位。
しかし7位以下のチームとの差は1から3まで。
引き分けても他会場の結果次第で
プレーオフ進出が出来ないことはないが、
やはり復帰への足掛かりは
最終節に勝って弾みをつけるしかないのだ。
試合はFC琉球が確実なパスプレーで左右のサイドに
揺さぶりをかけてVF甲府の攻撃へのチャンスを
潰しにかかる。
シュートを2本放たれて
FWアラーノをイラつかせるなど
防戦一方の展開だったが、
前半終了ギリギリ(47分)に
ゴール前で相手キーパーと競りあうアラーノから
ボールがこぼれたところを
ゴール右にいたFW曽根田穣が軽くゴールを決めて
先制の1点。
後半も同じ展開になったが、
29分にアラーノがゴール前でMF佐藤和弘に
縦パスを決めて
曽根田に横にパスを流すと
相手の守り2人を交わしてシュートを決めて
2点目を決める。
しかし琉球の足は全く止まらず
ハラハラ状態が止まらない。
しかし最後まで完封で守り抜き
2対0で今シーズン初の4連勝。
文句なしのプレーオフ進出を決めた。
(マン・オブ・ザ・マッチ賞は当然曽根田選手。)
長い1年、好調のときもあれば
苦しいときもあった。
自動昇格とはいかなかったが
この試合で次への足掛かりになった。
昨シーズンよりもチーム全体が成熟した。
それが成長へとつながった。
あとは来月1日からの「本当への闘い」で
最高の結果を出すのみ。
初戦は徳島なので生で観戦とはいかないが
せめて勝利への念を送りたい。
超能力はないけれど。
山梨中銀スタジアムに行く途中で買った
「来季契約せず」の記事があった。
今シーズンここ一番で活躍した存在だったが
チームの若返りを図るためだと。
琉球戦では横谷が先発で
田中佑が後半から交代で出場して奮闘した。
活躍の場はまだ残っている。
最後は笑って。
私たちもそう願っている。
(スタジアム近くの紅葉・小瀬スポーツ公園にて)www.nikkansports.com