2020年も 松元ヒロさんに感謝を!

いやぁ、約90分があっという間だった。

時間が経ったことを忘れるほどだった。

さいたま市民会館おおみや小ホールで

25日に開かれた、

松元ヒロさんのソロライブ。

いろいろな時事ネタをたくさん見せてくれた。

安倍内閣はもう10人も閣僚が辞めているのに

なぜスリーアウトにならないのか。

次が選挙で落としてやればいい

「あ、そう」(麻生太郎)。

そして「憲法くん」から発展させた

ベアテ・シロタさんの話。

父のレオ・シロタさんはあの山田耕筰から

満州ハルビンで「ぜひ日本で公演をしてほしい」と

依頼されたのをきっかけに日本に定住して

娘のベアテさんは音楽の道には進めなかったが

語学堪能になり日本語にも精通したことから

戦後GHQの民政局のメンバーとして

女性参政権の確立などを定めた

日本国憲法第24条(家族生活における個人の尊厳と両性の平等も)

の草案の執筆にかかわったことも

詳しく話してくれた。

そして伊勢真一監督の「えんとこの歌」の話。

一番の感動はラストシーン。

主人公の遠藤滋さんが介助者の力を借りて

海へ。水に浮かんだ時

立つような姿勢になり、

その足がまるで歩くように動く実感を。

まるで本当の映画を見ているような。

いや見たくなる、そうさせてくれる。

でもその後の打ち上げのほうが

一番楽しい時間だった。

文化座の役者さんとの出会いや芸人さんとの

(大宮在住でヒロさんのサポートをした)話、

そしてかって電電公社からNTTまで仕事をした方が

離島生活のいろいろなエピソードを聴けたのも

良かった。

新しい出会いやさまざまな話を交わせたのは

嬉しいことばかり。

それにしても年間全国を回って

200ステージをこなす

ヒロさんのタフネスぶりには

驚くばかりだ。

舞台に立つ前は緊張感で体のコントロール

効かなくなるときがあるが

それでも本番になると

全力ですべてを出し尽くして

終わった時の充実感が

また次へのエネルギーに替わるというから

素晴らしいことだ。

また来年も見たい。

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