（２５日のブログのつづき）
２５日の松戸市議会で
移転新築のための国有地購入（予定地）のための
３８億円を含めた令和６年度（２０２４年度）一般会計予算案が
賛成多数で可決された。
賛成した市民クラブ（第一会派）は
別館と議会棟を引き続き使用すること、
新庁舎をイベントやパブリックビューイングなどの会場として活用することなどで
「課題解決を確認した」とし、
「しっかりと推進することを要望する」として
前回議会の反対から一転して態度を変えた。
しかし、新庁舎は敷地面積が狭いのにイベントとか
パブリックビューイングなんて出来るのだろうか？
まさかタワマンなみの高層建築物にしますからとか
市の執行部に吹き込まれたのか？
また別館と議会棟がいままで通り使えるということは
自分たちの「既得権益」が確保できればいいやという態度は
住民の不安を無視する行為そのものだ。
一方で、反対したのは
日本共産党「市役所の移転条例すら可決されておらず、認めがたい。」
政策実現フォーラム・社民「地震災害に備えるには仮庁舎への移転を実行すべきだ。」
立憲民主は「（段階的移転では）市役所機能の分散解消にならない。」
で、採決は３０対１３になったということ。
記事では意見がなかった公明党と
まつどみらい（維新・参政党・みんなでつくる党・国民・もと立憲民主党の寄せ集め）
そして一部無所属議員も賛成したと思われる。
ちなみに今後は
段階的整備案について国の審査を受け、用地の取得議案を市議会に提案するというと
記事は市長のコメント付きで結んでいたが
３８億円で済むことだろうか。
国有地といえども松戸市内では高台の一等地だ。
おそらくこの価格では済まないだろう。
国との交渉はくれぐれも「ガラス張り」でお願いいたします。
