教職員の賃金アップを環境改善を求める
ストライキ(スト)が行われることを
以前のブログで
書いたが、
きのうの東京新聞の同じコラムでその後のことを書いていた。
なんとストを打った初日の夜に
組合執行部と大学側と「暫定合意」を結び
あっさりと終了。
12%の賃金アップを訴えていたが
実質5%で打ち止めになり
教員たちから怒りの声が上がるだけではなく
学生たちからも
なんで目的を果たさずにストを止めたのか、
最後まで闘うべきだと大矢氏が叱られたそうだ。
まさに憤慨というわけだ。
そして困った質問をされたと。
日本では公立の教職員のストは認められないことを
伝えると、
何かを訴えたり、変えなければならないときは
どうやっているんですか?と。
大矢氏は答えに困ってしまったと。
「読者の皆さんなら、彼らにどう説明しますか?」
実は、私が参加している
自由な風の歌合唱団の実行委員は
その質問に行動を持って答えている。
それが「君が代裁判」だ。
国歌斉唱のときの不起立および伴奏の拒否をしたことで
教育委員会から処分を受けた
公立学校の教員たちが違憲・違法だとして起こした
訴訟はいまでも続いている。(東京だけでなく大阪でも)
ストがだめなら裁判しかない。
いくら訴訟大国といわれているアメリカと言われても
あちらの大学生たちは驚くだろうか、
それとも納得してくれるだろうか。
こっちのほうが聞きたいくらいだ。
さて、これもブログで書いた
群馬の森の朝鮮人追悼碑。
きのうの午前中に群馬県が行政代執行で
撤去作業が開始され
「記憶 反省 そして友好」のプレートと
碑のレリーフなどが外されて
「守る会」に「取りに来い」と言ってきたのだと。
許し難い行為だが、X(旧ツイッター)では
こんな書き込みを多く見た。
「10:05(28日の)
法事に行く途中に立ち寄ったという玉村町の石川真男町長。
『植民地支配をしていた加害者が、きちんと記憶していくことが大事。
記憶と反省があって、その先に友好があるという、碑の言葉のとおり。』
『へイトの熱風のなかで碑が撤去されるのか。
だとしても、歴史を変えることはできない。』」
守る会はこれからも碑の精神を遺すための活動を続けるとコメント。
その通りだ。
群馬県に3000万円を支払うことはない。
これも碑の精神に叶う事だ。