前区長（木村弥生氏）の
選挙違反疑惑による辞職に伴って
１０日の行われる江東区長選挙に関連するお話。
３日の新聞うずみ火の埼玉忘年会で
原田敬三さんが参加したという話から
いま渦中の人になっている
実は超党派空襲議連の事務局長をやっているということを
編集部の矢野宏さんから聞いて驚いた。
また同議連の会長は
元地方創生担当大臣で５月２０日に急逝した
北村誠吾氏だった。
「２０１１年６月１５日に民主党政権下（当時の）で作られた
超党派の『空襲被害者等援護法（仮称）を実現する議員連盟』の設立総会に
野党であった自民党から加わったのは鳩山邦夫議員と北村誠吾議員だけでした。
２０１５年８月６日に
『空襲被害者等の補償問題について立法措置による解決を考える議員連盟』
鳩山邦夫議員が会長になり、北村議員は副会長になりました。
２０１６年に鳩山会長が病死し、
副会長を務めて河村新会長を支えました。
２０２１年の衆議院選挙で河村会長が引退したのを受けて
昨年３月１０日の超党派空襲議連総会で北村議員が新会長に選任されました。
柿沢未途事務局長の役員体制が再編成され、
自民党内や政府などへの働きかけが粘り強く行われていました。」
空襲被害者救済法の制定を目指す
被害者や議員連盟の活動はいまなお続くが
世間の関心は少なく
１０月には署名活動のチラシ配りも始まっている。
区長選挙では自民・公明それに
都民ファーストの会が推す
東京都の元部長、そして
立憲民主党の元区議が社民・共産・れいわ新選組・都民ネットの推薦を受けて
対抗、さらに日本維新の会は医師を擁立し
「反・小池百合子」系都議が推す無所属候補と
前回の区長選で２位になった無所属候補の５人が出馬したが
「子分」だ。これが果たして「柿沢票」を獲れるのかというのが
最大の焦点になるが、
柿沢氏も前回の区長選で
そのまた前の区長（山崎孝明氏）の長男を
落とすために自民党系の区議に
陣中見舞いと称する「カネ」を配ったという疑いも出ている。
そのこともあって自民党は表に出ない戦いを
しているようだが、
果たして思惑通りに行くのかどうか。
どちらにしても
空襲被害者法制定の道がまた遠くなってしまうのではないかと
絶望的になる。
江東区は年に一回足を運んでいる
東京大空襲戦災資料センターがあるのだ。
