#日本維新の会 #石井章 3年間も秘書の会社の「家賃」肩代わりの許されない事実

こんなウソだらけで

お金使いの汚い政党でも

野党第一党にふさわしいと言われるのである。

それが日本維新の会のいまの姿である。

きのう22日の東京新聞夕刊社会面。

比例選出の石井章参議院議員が代表を務める

「茨城維新の会」(他に日本維新の会参議院比例第4支部という政治団体もある。)

が2019年~21年の間に

石井氏秘書Aが経営する企業が入った建物の

「家賃」(家宅ではないので賃料だが)179万円を

肩代わりしていた事実を

政党交付金使途報告書による調査で明らかになった。

「何が悪いのか分からない?」

そう思われる方もいるだろう。

では、悪いことは何か。

この「家賃」を肩代わりした建物は

もとは茨城維新の会(記事では支部)を設立した時の事務所だったが

2018年12月に別の建物に移転している。

本人によると移転したあとも

「借り続けている」とし、不適切な処理はないという認識を示した。

しかし、取手市片町244にある建物は

壁面に秘書Aが経営している保険代理会社の看板が掲げられていて

不動産会社(貸主)によると、この他に

Aが代表の介護サービス会社が入っているのだと。

そして肝心なことは

登記上この2つの会社の本社がこの建物になっている。

つまり会社をAがやっている以上は

茨城維新の会が家賃を払うことに何に意味を持たない。

むしろ経営が苦しいとなれば

日本維新の会からもらえる多額の

政党交付金」に手を付けてもおかしくないと思うし

大儲けができたとしても

「茨城維新として事務所を借り、

 駅立ちの旗を置いたり、

 あいさつ廻りの拠点にしたりする

 政治活動の場所に、

 僕が間借りをしているかたちだ。」と。(同紙の取材に答えて)

あれ?自分が社長をしているのなら

親分である石井氏にタダでこの建物を

選挙活動のために貸すのが普通じゃないの。

ますます怪しい。会社経営が苦しいから

親分に頭を下げて3年に渡って家賃の「肩代わり」をしてもらって

第2の「事務所」がわりにしているのでは?

もう一つの団体である日本維新の会比例第4支部は内規である

原則として支部登録をした事業所1か所を充当できる

「主たる事務所」である別の建物に

党本部からくる政党交付金から家賃を払っている。

Aの建物は主たる事務所じゃないから

完全に有権者に対して「ウソ」をついたことになる。

ちなみに第2の事務所の使用実態を何度も質問したが

Aから明解な回答はないと記事にあった。

どちらにしても秘書が経営している会社の家賃を

政党交付金から出していたことは

公職選挙法違反(選挙区内の寄付の禁止)に触れる行為であるのは

間違いないし、

普段から維新が激しく批判していた

「古いなれ合い政治」そのものではないか。

こんな維新に期待する有権者

まさに見た目と「発信力」による

マインドコントロールにだまされつづけているのだから

なんとも可哀そうで批判にならない。

ちなみに石井章といえば

以前ブログでも書いた

松戸市議選の公認候補に対して

その候補者が参加している市民活動の

会員メンバーの個人情報を流出させて

自分の選挙活動に利用したとされる

「疑惑」も残っている。

今度ばかりは

完全犯罪が成功できるとは限らないようだが

それでも逃げ通すつもりなのか。

ま、もっとも

梅村みずほの「ハンガーストライキ」デマで

参議院法務委員会理事の更迭に比べれば

セコい犯罪ともいえるが。


f:id:shiraike:20230523050701j:image

(19日発売の日刊ゲンダイより)

shiraike.hatenablog.com

www.tokyo-np.co.jp