以前ブログで取り上げた、というより
サポーターになった
女性議員を増やす
FIFTYSPROJECT(以下FIFTYSと略)の活動が
14日のNHK総合テレビ「Dearにっぽん」で
取り上げられた。
とてもいい内容で
チラシやSNSではわからなかったことを
詳しくやっていたのが良かった。
代表の能條桃子氏が
このプロジェクトを立ち上げたきっかけが
デンマークの留学で
学生たちが気軽に政治論議をランチとかでやっていたことに
衝撃を受けたのがきっかけになったことが
わかったが、
それ以上に、
日本維新の会や参政党とかいう連中のやっている
「当選したもん勝ち」の選挙戦略ではなく
ジェンダーギャップの解消や子育てなど
地に足のついた政治をやってほしいと思う
「普通の女性(お母さんなど)」が
自発的に選挙に出馬して
「届かない声を伝えたい」。
そして若者たちが積極的に党派と古い風習などに
「縛らせない」政治の参加を大切にしているということだ。
プロジェクトのメンバーと
候補者とが「推し」で
ボランティアとして選挙に立候補する前から
バックアップするという行動は
「どこの政党や候補者でもやってるじゃん!」と
思うだろうが
FIFTYSのメンバーは初めての政治参加で
冷たい態度(ビラ配りなどで)に接したり
候補者の中から私があなたの娘だったら
張り飛ばしてるという言葉まで言われたり(高齢の女性からだそうだ)
選挙の悪しき常識に翻弄される一方で
政治に感心を持っている若者たちが多いことを
知るということもできたことで
やってみることの良さを体感したという声もあった。
尾道市議選で惜敗したたなかふみえ候補は
移住者として子育て支援の充実が必要だと
立候補したが不安や悩みもあった。
しかしFIFTYSがぴったりと並走することで
最後まで選挙戰を全うすることができた。
「精一杯したつもりなので、何が足りないか、
今はわかりま(せ)んが、まだまだすべきこと、
出来ることはあったんだろうと思います。
でも、こんなにも得票できたこと(1136票)は
改めて感動します。
これからまた、一つ一つがんばりますね。」
能條代表に届いたメールの一部。
映像では沿道で手をふるたなか氏。
自然な形で再挑戦する姿。
ほんとうはこれが理想の民主主義というものではないのか。
FIFTYSはまた次の選挙へ向けて
リスタートしている。