日本維新の会の柿沼松戸市議が「個人情報流出」の完全犯罪!

この記事を読んで改めて思った。

日本維新の会

自民党と並ぶ、いやそれ以上の

完全犯罪を成し遂げる政治集団だなということを。

きのうの東京新聞千葉版より。

先月の松戸市議会議員選挙で当選した

柿沼光利(みつとし)市議(以下敬称略)が

7月の参議院議員選挙のときに

自分が青少年活動員のために持っていた

個人情報を、同党から比例代表区で出馬していた

石井章候補(当選)の事務所に流出した。

しかも市議選前の10月に青少年相談員を辞めている。

その個人情報とは、

青少年相談員として野外キャンプを主催する

野外活動指導部長として管理していた

2013~21年のキャンプ参加者

計約60人分の住所と名前だったのだ。

6月下旬にその対象する世帯に

柿沼の名前で公選はがきが来たことがきっかけで

松戸市は調査を始めたそうだが、

市のほうも青少年相談員活動協議会が

個人情報の管理方法に明確なルールを設けていなかったことで

今後再発防止を図るとしたため、

相談員を辞めることで何も問われることなく

幕引きを図ることに成功した。

そして何食わぬ顔で出馬し当選。

議員バッジを手にすることが出来たのだ。

本人は個人情報の管理は自身がやっていたが

名簿データ化などのパソコンによる管理は

関係者に依頼していて、青少年相談員としての

データ管理もその関係者(記事では同一人物と書かれている)に

任せていた。

もはやこの時点で第三者による情報流出のリスクは大きい。

にもかかわらず

「石井事務所に名簿を送付する際、

 データ管理を任せた人との間で伝達ミスがあった。」とし

管理監督責任で迷惑をかけたと

東京新聞の取材でおわびと反省の意を表してる、

しかしそれで許されると思ったら大間違いだ。

選挙のためになりふり構わず

自分の後援者名簿を提出するときに

ノルマを達成させるために

違法まがいの行為を平気でやって

マスコミにバラされるまで

知らぬ存ぜぬを決め込む日本維新の会の悪行は

大村愛知県知事に対する「にせリコール署名」で

その活動の事務局長が逮捕された一件と同じ行為だ。

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普通ならば、公務員に準ずる立場

(県知事と松戸市長から委嘱を受けた)にある

青少年相談員は活動のための個人情報は

相談を受けたり活動を共にするなどして

極めてプライベートやパーソナリティなど

厳粛に扱わなければならないこと(住所氏名も同じ)は、

たとえ協議会が細かなルールを定めなくても

決して他人への流出を許されないこと。

それがわからない人物が市議会議員になることは

市民住民にとって危険なことである。

まして選挙のためならということなら尚更だ。

たかが約60人分とかいう問題ではない。

日本維新の会が選挙や自らの政治活動のために

様々な違法行為をやらかしながらも

マスコミや識者が大きく問題視しないために

今回の完全犯罪がまた起きたということ。

しかも東京新聞が記事にしたときは

「すべて手遅れ」になるのだ。

柿沼に投票した2846人の有権者

動揺しているに違いない。

本来ならば市議会で激しく追及しなければならないことだが

果たしてどうなるか。

あまり期待はできないが

私は辞職勧告をすべきだと思う。

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