#福島第一原発事故 のツケは #汚染水 だけではありません( #千葉市 #デモ #東電 )

29日、歯医者さんに行った後に

千葉県弁護士会館で行われた

「流すな汚染水!とめよう原発!4.29千葉集会」に

足を運んだ。

原発運転60年超を認めた不当な

法改正があったからだけでなく

やっぱり汚染水(処理水じゃない!)のことも

あるからだ。

講師は崎山比早子さん。

「たんぽぽ舎」でおなじみになっている

高木仁三郎さんのお弟子さんでもあるが

この日は新たな大問題を聞かされた。

まず、沖合1kmまでトンネルを掘って

放出する水だけが問題ではない。

ALPSで取り除いた放射性物質が大量に混入されている汚泥(スラリー)を

どうするのかということ。

高性能容器(ポリエチレンで出来ている)に封じ込めているが

大量にあるために放射能被ばくの可能性があるため

容器の移し替えが検討されているが

作業時に健康的な影響をもたらすために

具体的な対策はまだこれからだと。

ハッキリ言って無責任だ。

もう一つは

なぜ放射性物質を大量に浴びると

ガンになるかという疑問だった。

放射線は筋肉は透過するが骨には透過しない。

だからX線が検査として使われるだが、

過剰に筋肉細胞に照射させると

その中のDNAを構成する化学結合を破壊するからである。

しかし政府・環境省

「そもそも日常生活の中で細胞一つ一つの遺伝子は

 一日に数万回傷ついては修復していくということを

 繰り返しているんです。」と

福島駅前の除染情報プラザでその内容のパンフレットを

ばら撒いている。

これがフェイクニュースだと崎山氏。

放射性物質による破壊は

その修復をするときに間違いを起こしやすく

それがガンの発症につながる。

しかし今度は甲状腺エコー検査は

過剰診断をやっているとケチをつける。

しかし、チェルノブイリ(チョルノ―ビリ)原発では

過剰診断はまったくなく

むしろ事故から10年後に甲状腺がんの発症率が高くなるという

データが出ているそうだ。

7年8か月の続いた第二次安倍政権は

福島の人々に背を向けることばかりやらかして

その挙句は原発再稼働を岸田首相が許してしまう。

これでいいのか。

集会が終わった後にデモ行進には参加できなかったが

電力逼迫のウソを大々的にアピールして

東京電力の怠慢を大いに糾弾しようじゃないか。

そうでなくても地元いわき市の漁業関係者は

いまだに海洋放出に「ノー!」と言ってるのだ。

絶対に無視は許されない。

shiraike.hatenablog.com

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