明治神宮外苑のイチョウ並木を守るための行動に参加する

22日の午後12時半。

明治神宮外苑のイチョウ並木の入り口。

その入って右側の明治神宮外苑の記の石碑の前で

プラカードを持ってる人々と待ち合わせ。

神宮外苑を破壊されてたまるかと訴える

緊急アクションを起こすということで

集まったのだ。

www.change.org

いまの秩父宮ラグビー場と神宮・神宮第二の両球場と

外苑テニスクラブを全て解体して

ラグビー場のあるところに新しい神宮球場(バックネット裏にホテル棟)と

180~190mの高層ビルを2棟、さらに80mのビルを

外苑前から国立競技場までつながる道沿いに建てるという

再開発を東京都は20日に

再開発計画の事業者側が作成した

環境影響評価(アセスメント)の評価書を告示し、

手続きの事実上終了を強行した。

今後、都が事業者に対する認可を行えば、

工事への着工が可能になることで

もはやこのプロジェクトの見直しを

事実上「やらない」と言ってるのも同じだ。

これは当日にもらったビラのひとつだが

最悪イチョウ並木の片方が高層ビルと神宮球場による日陰と

地下約40mもの杭打ちによって水系が断たれることで

「枯損」すなわち葉っぱも出ない枯れ木の並木道に

なるかもしれないというのだ。

神宮外苑の自然と歴史・文化を守る国会議員連盟」の

船田元・福島みずほ氏らも挨拶を行い、

シュプレヒコールはできないため

静かに秩父宮ラグビー場のバックスタンド入口側に異動して

そこからビラ配りを開始する。

(剪定は港区がやるんだと驚きの声があがった。

 この木は工事が始まれば伐採の可能性が高い。ラグビー場のバックスタンド側で。)

いま一つ人通りが少ないため

青山通りへ出て

反対側の正門へと移動してアピール行動を再開する。

写真ではピンとこないだろうが

ビラを受け取る人がとても増えた。

やはりメインスタンド側のほうが人の入りが多いだけ

関心を持ってくれるのがとてもありがたい。

ちなみに20日は

前述の国会議員連盟の有志議員の面々が、

文科省永岡桂子文科相と面会し、

再開発計画の抜本的の見直しを求める決議文を手渡し、

この行動を主宰した

「神宮の森を守る会」も、

 日本イコモス国内委員会が提出した

神宮外苑を日本の名勝に」という

提案を支持するという陳情書も

この日以前に文科相に提出している、

のにもかかわらず東京都は

大急ぎでアセスメントの評価書を告示して

国会議員の決議を無視したのだ。

いったい何を急いでいるのか?

まったくもってわからない。

今後は小池百合子都知事に直接抗議すると同時に

都知事への声を多くの人に出してほしいと

呼び掛けるとのこと。(特に都民に)

当然だ。

なにしろビル風で選手泣かせの新しい神宮球場

屋根付き人工芝で2万4千の客席が減る予定の

秩父宮ラグビー場なんて

その道のプロから総スカンを喰らうことを

どうしてわからないのだろうか!

あ、それからもうひとつ。

新国立競技場の建設でぶっ壊された

都立明治公園はいまだに

フェンスに覆われて整備工事が進んでいない感じ。

こっちの方を早く進行してほしいんだけどなぁ!

神宮球場の改築がこれじゃあ大谷翔平も怒るかも…。)

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