きょうから神宮外苑の伐採が始まるのか!

きのうのwebニュース(東京新聞)で

東京都は三井不動産が中心となる

神宮外苑一帯(秩父宮ラグビー場神宮球場を含む)の

再開発事業の「施行」を17日付で許可したという記事が

あった。

www.tokyo-np.co.jp

この看板は12日に見に行った

国立競技場と神宮第2球場の裏にある

建国記念文庫の森にあった。

すでにフェンスや柵に囲まれて

中に入るどころか

見ることすらもままならない。

だから上から生い茂る樹木を見るしかなかったのだ。

しかし、都や三井不動産の態度は

ここにある樹木は「ほとんどは開発の邪魔。でも少しは残す。」のだと。

だが、この森に残る木は移転して改築される

秩父宮ラグビー場(屋根付き人工芝グラウンド)の影によって

光合成がまともに出来ずに枯れてしまう可能性が高いのだ。

看板には維持管理作業というが

実際は相当の数が伐採されるかもしれないという。

イチョウ並木とサクラの木さえ残しておけば

いいだろうと考えているのがいまの行政の浅はかなものだ。

都心において数少ない自然のサイクルが生きている森。

これは近隣に住んで学んでいる子ども達にとって

貴重な「教材」にもなる場所だ。

それを「反対運動が盛り上がっているから」と

拙速に認可して施行させるのは

もはや「いかかがものか」を超えて

「絶対に許せない」のである。

ちなみに参加者の中からこんな話があった。

イチョウ並木からいまの秩父宮ラグビー場のバックスタンド側入り口に通じる

もうひとつの並木(駐車場や屋内テニスコートの間)が

伐採されなければ工事はできないのだと。

そういえば5日に見たときは

この木の剪定は都ではなく港区(青山側なので)がやると書いてあった。

外苑は都と明治神宮が共同で管理してきたが

そこに港区や新宿区(建国記念文庫の側)が絡んでいたとすれば

事業者側としてはその「手続き」を丁寧にやる責任がある。

これを邪険にすることは出来ないはずだ。

いずれにしても今後の警戒は必要だと思う。

勝手な伐採は絶対に許してはいけない。

shiraike.hatenablog.com

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