#懇談会 って何だろうか( #水俣病 #熊本 #伊藤信太郎 #環境省 #環境大臣 #懇親会 #セキュリティークリアランス #総合作戦司令部 #自衛隊 #自衛隊法  )


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(きのうの東京新聞社会面より。)
いやはや、一人の発言が

わずか3分間なんていくらなんでも短すぎます。

質疑応答ならともかく懇談会でしょう?

「懇談会は、より真剣な話し合いや相談を行うための場です。

 参加者は特定のテーマや目的に基づいて集まり、意見交換や情報共有を行います。

 懇談会は、ビジネスや教育、福祉など様々な分野で活用されており、

 問題解決や意思決定のための重要な場となっています。

 懇談会の起源は、明治時代の学校教育にさかのぼります。

 当時、教員同士が学校の運営や教育内容について

 話し合うための場として懇談会が始まりました。

 その後、懇談会は教育以外の分野にも広まり、

 現在ではビジネスの会議や地域の問題解決にも利用されています。

 懇談会の主な目的は、参加者同士の意見交換や情報共有です。

 特定のテーマについて深く議論し、問題点や解決策を見つけることが求められます。

 懇談会は参加者の専門知識や経験を活かし、

 より良い結果を得るための場でもあります。

 また、懇談会は参加者同士の信頼関係を築くための場でもあります。

 真剣な話し合いを通じて、

 お互いの考え方や価値観を理解し、共通の目標に向けて協力することができます。」

chigai.jp

カッコ内の文章は上のHP記事からの抜粋。

伊藤信太郎環境大臣はどうやら「水俣病不知火患者会」との

ヒアリングを「懇談会」じゃなくて「懇親会」と勘違いしたんじゃなかろうか。


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(きのう発売の日刊ゲンダイより。)

自分の下で働いている職員が

「議論が止まらないようなときはマイクを切るということが代々引き継がれてきた」

(しかも台本つきで事前に設定済み!まさに懇親会の手法だ。)

として、実際にマイクを切ったのは初めてだという

職員に戯言をスルーし

「私はマイクを切ったことを認識しておりません」と暴言を吐き、

これをマスコミが問題にしたら

慌てて涙をながして謝罪という「演出」をしたということなのかもしれない。

しかも「再懇談をする」という

出来もしない約束なんかして。

newsdig.tbs.co.jp

news.yahoo.co.jp

ちなみに岸田首相はクビにしたら解散戦略に関わるから

「今後、関係者の皆さんに寄り添った丁寧な対応をしていくことを含め、

  職責を全うしてもらいたい」と。

自ら怒っている患者会の声を聞く力さえ持たないのだから

どうしようもない。

www.tokyo-np.co.jp

こんな事態が起きたのは、

1日に水俣病68年の犠牲者慰霊式の時に

伊藤環境相

健康被害や地域で生じたあつれきで苦しんだ皆さまに申し訳ない気持ちだ」と

陳謝したことで、患者会や遺族たちが

いまだに認定されない患者と家族たちの苦しみを

本当にご存じなのかと「懇談会」で問いただしたいと思ったからではないか。

いま言ったことにウソがないのなら

なぜ裁判までして認定をしてもらおうと私たち患者が

身を切るほど苦しい思いをしているのか。

大臣にそこを聞きたいと思ったからではないか。

それを考えれば一人3分の制限時間なんて信じられないと私は思う。

大臣のスケジュールに制限があるのなら

改めて懇親の場を設けたいとその場で環境相が提案しても

良かったんじゃないのか?

いずれにしても今回のマイク騒動で

環境相がいかに認定されない水俣病患者の命を軽く見ていたことが

よくわかったということだ。

なおきょうは「大本営の復活」につながる

総合作戦司令部を設置できる自衛隊法の改正案が

参議院本会議で成立する予定で

なんと立憲民主党

経済安全保障にセキュリティーリアランス(民間人に適正制度!)を

導入する制度導入と同様に賛成したことで

きのう国会前で抗議行動があった。

野党第一党の期待を裏切ることを平気でやらかすことは

許されない。

だったら伊藤環境相のクビを切ってみろと言いたい。

でなけりゃ4・28補選で訴えた

「弱者救済」なんてウソで終わってしまうのだ。

ちなみに伊藤環境相

近代立憲主義を真っ向から否定する 

ウルトラ改憲論者でもある。


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(7日発売の日刊ゲンダイより。)

 

www.tokyo-np.co.jp

www.asahi.com