1泊2日、関西とお花見の旅(書き忘れたことがあるのでほんとうにこれが最後)

(きのうのつづき)

その6 乗り鉄

今回の旅では新幹線で大阪入りしてから

JR西日本近鉄、大阪メトロ、南海、阪堺電車京都市地下鉄、

そして京阪線と乗り継いだので

全部ではないが写真に収めたのを。

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近鉄京都線伊勢田駅にて。

近畿圏の鉄道は各駅停車(普通)でも

クロスシートの車両が使われることが多いが

2日目に近鉄日本橋から大和西大寺まで

急行の近鉄奈良行きに乗ったら

全部がロングシート車だったのには驚いた。

1日目に大阪環状線で大阪から鶴橋まで乗ったときは

乗り入れの快速ということでクロスシートの車両に乗れたが

各社の事情もいろいろあるのかもしれない。

もっとも近鉄は特急が充実しているから

通勤型車両は形式によってバラバラになっても

仕方がないかもしれない。

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同じ京都線大久保駅で撮った

京都市地下鉄烏丸線の1800系。

年数がかなり経っていることから

車両の汚れが目立つのが残念。

東西線が真新しい車両なので対照的になっている。

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六地蔵駅中書島へ向けて発車した京阪宇治線の車両。

京阪は特急以外はロングシート車で統一されている。

今度は「プレミアムシート」に乗ってみたい。

shiraike.hatenablog.com

その7 いただきもの(食べ物ではない)

お花見の時にいただいたビラ関係より。

大阪・枚方の「城北ハッキョを支える会通信」を

大村和子さん(支える会事務局)より。

1月20日付第62号には

昨年11月3日の会の総会と公開授業・秋祭りが

コロナ感染拡大防止の上で行われ

新しい出会いなど楽しい交流が行われたこと、

12月8日には無償化学習会がオンラインで開催され

大阪の無償化裁判は原告敗訴に終わったが

全国の仲間(京都・広島など)と連帯して

息の長い闘いを続けるための先進・特徴的な取り組みを

学ぶことが重要であることが確認された。

3月25日付第63号では

2月20日にクレオ大阪東部館で行われた

芸術発表会のことがトップに。

コロナで学年閉鎖や休園が続き練習が困難ななかで

歌や劇やマジックなどの出し物が次々と行われ

観客席から熱い声援と拍手が贈られた。

2月22日には460回目の

火曜日行動が行われたことも報告。

また1年生と

卒業を控えた6年生のインタビューも掲載されていた。

(ハッキョは初級学校で大阪朝鮮中高級学校に進学)

朝鮮学校は差別を許さない善意によって支えられているが

みんなの願いは「無償化の復活」ということを

忘れてはいけない。

www3.nhk.or.jp

www.urihakkyo.com

また、あわや西の丸庭園に入るところを

引き留めてくれた金川正明さんから

毎日新聞4月4日の記事の切り抜きのコピーを

いただいた。

「闇バイト さまよう21歳」

「指示受け強盗 見知らぬ24歳」(1面より)

「頼れる大人信じ出頭」

「闇バイト強盗『守ったる』消した恐怖」

「逃亡諭され 先に自首」

mainichi.jp

通信アプリ「テレグラム」で指示を受けた

素性を知らない同士の21歳と24歳の青年(どちらも男)が

強盗と家人の女性に重傷を負わせたあと、

あてもなくバスタ新宿など、

都内をさまよったが

かって自分を受け入れてくれた

自立支援施設の塾長に電話すると

「今すぐ自首せい!」と言われ

裏切れば報復されるという恐怖もあったが

「俺が体を張って守ったる」と言ってくれたことを思い出し

自首した21歳、ユウタ(仮名)。

それより先に自首して警察の留置場にいたのは

24歳、ダイスケだった(同)。

事件の2日後、ユウタと共に入ったスナックには

前に仕事先で連れていかれて知り合いになった

店長がいた。

「自首しろよ。おれがガラ受け(身元引受人)に

 なってやるから。」と

ダイスケが告白した後に店長が説得。

その後、一旦店を出てユウタと別れたあとに

電話をかけ直して「俺、自首します」。

 

ユウタもダイスケも懲役7年の判決を受けて

いまは刑務所で反省の日々を送っているが

もしもこの2人に心を打ち明ける相手がいなかったら

いま、どうなっていたのだろうか?

ユウタは幼い頃から虐待を受け家庭生活に恵まれずに成人し、

ダイスケは中卒で配管工になったが会社になじめず辞めて帰郷。

追い詰められた者同士が

闇バイトという「アリ地獄」にハマって

抜け出せぬままに繋がりを持った。

しかし、ともに救われた。

頼りになる存在がいたことを忘れていなかったからだ。

しかし、通信アプリによる

遠隔での犯罪は後を絶たない。

その加害者は一般社会からドロップアウトした

「普通を装う」若者たちなのだ。

この現実を社会全体が重く受け止めなけらばならない。

 

ありがとうございました。

(この項おわり)

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