山本太郎の「参院選出馬」は正しい選択だ!

とても良い決断をしたと思う。

私は大歓迎だ。

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れいわ新選組山本太郎代表が衆議院議員を辞職して

今夏の参議院選挙に出馬すると

きのう記者会見で発表した。

それも「選挙区」からの出馬というから

大胆な決断である。

有権者に対する裏切りだという声も出ているようだが、

れいわ新選組は小政党ゆえに

衆参両院の予算委員会で質問できないなど

国会議員としての活動で

さまざまな制約が課せられた。

 

「現在、れいわ新選組参議院での議席っていうのは

 皆さんご存じの通り、2つです。

 次期参議院選でれいわの議席がひとつ増えて3議席になれば

 予算委員会の獲得に近づくってことですね。

 予算委員会っていうのは皆さんご存じの通り、

 テレビが入って総理に対して直接突き上げることができる、

 突き付けることができるという委員会です。

 この衆議院においても私たちは予算委員会に対して椅子を譲ってもらえないか、

 他にも質問時間をもらえないかということを交渉して参りましたが、

 残念ながら自民と公明の力によって、

 たった15分の質問時間も許されなかったってことですね。

 15分の質問時間を野党第一党

 私たちに譲るという行為さえも認められなかった。

 はっきり言えば意図的に私たちを干すというような行動が

 衆議院の中で行われていたということです。

 この参議院選を通して、

 この衆議院の中でなかなか今の状況を多くの方々に伝えるということが難しい中、

 参議院でしっかりと議席を取って、

 今ある危機、これから起こるかもしれない危機というところに対して、

 多くの人々と共有をしていけるような、

 こういった予算委員会っていうとこにリーチができるというのは

 非常に必要なことだと思ってます。」

 「他にも次期参院選でれいわの議席が3つ増えて、

 もし5議席になった場合。

 本会議において代表質問の権利が手に入ると。

 大臣たちと直接やり合うことができるということになります。

 他にも次期参院選でれいわの議席が8つ増えて10議席になった場合、

 議院運営委員会での割り当て、

 そして本会議での登壇質疑も可能になる。

 そしてその10議席に、

 私たちの議席以外に1人の議員が力を貸してくれれば、

 これは法案の提出ということも可能になる。

 独自の法案提出が可能になるというものです。」

(れいわ新選組HPより)

 

しかし、いまのままでは参院選での議席増どころか

議席の獲得もおぼつかない。

それなら代表自らが奇策に打って出たほうが

むしろまともだと私は思う。

あれも出来ないこれも無理だと言って、

野党が一つになって自公政権を倒すという気概がない

立憲民主党や社民・共産党や(連合も)

実現できるかわからないトリガー条項のために

政府予算案に賛成した国民民主党

”ゆ”党丸出しの日本維新の会

山本太郎を口汚く罵る資格はない。

あとは有権者の審判を仰ぐことにすればいいのだ。

まぁ、本当なら比例代表で出てもらったほうが

私としては助かる(投票するときに迷わなくてすむ)が、

果たしてどこから出るのか?

すでに候補を擁立した東京・大阪・福岡からは

出ないと会見で言った以上

あるとすれば1人区で

原発がある県の選挙区以外しか考えられないのだが。

ぜひとも山本太郎には

野党共闘の「大きな顔」になって

再び大きな注目を集めるくらいの

戦いを繰り広げてほしい。

そして、最後には「勝者」になってほしいのだ。

最後に与党はともかく野党の皆様に。

「ガタガタ言ってんじゃねぇよ!

 悔しかったら参院選で派手に目立って戦ってみろ!

 消費税廃止なんて夢の公約ぶち上げているのは

 れいわ新選組だけだぞ!」

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