お気に入りの鉄道写真(22)

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(きのうのブログからの続き)
吉田寺を後にして再び王寺にもどり、まだ13時まで時間がありそうなので、
新王寺駅から出る近鉄田原本線に乗ることにした。
この路線は他の近鉄線とのつながりがない珍しい路線だ。
戦前は大和鉄道と呼ばれていてレール幅も1067mmで、当時の大阪電気軌道近鉄の前身)に合併されて
戦後以降に今の1435mmになったというが、この路線もほんとうなら田原本から伊勢方面まで
線路を伸ばす予定だったという。しかし大阪電気軌道の合併で一度は桜井まで伸ばしながら、
今の路線の形に戻されたのだから意外な歴史があるものだ。
新王寺は1線2面の小さなホーム。
そこに2両編成のワンマン電車が入ってきた。

正面窓に何かステッカーが貼ってあったので見てみたら、

「やまと花ごよみ2010」の沿線キャンペーンだった。
電車は新王寺を出ると関西本線を高架線でくぐり、
単線で西田原本までひた走る。
花の風景は見られなかったが、豊かに実った稲穂をたくさん見ることが出来た。
ときどき団地や住宅街も通過した。
そして終点の西田原本駅

橿原線田原本駅とは駅ロータリーをはさんで向かい側にあり乗り換えにはわかりやすくていい。
でもそれ以上に驚いたのは、

田原本町は桃太郎生誕の地なのだそうである。
大和に生まれて、きびだんごをもって鬼が島へいったのだろうか。
桃太郎は岡山のイメージが強いだけに気になってしまう。
今度の土曜も講座があるのでまたいってみようかな(時間があったら)と思っている。
今日の記事は下記のブログを一部参照しました。

http://www.ne.jp/asahi/mulberry/mt/newrail2/tawaramoto.html
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