コロナワクチン接種の予約で 高齢者「だけ」大迷惑!

 これは16日のお話である。

久しぶりに「新聞うずみ火」での知人と

狭山・入曽のデルフィーノで食事(3名!)をした時のこと。

知人がなんと地元の社会福祉協議会社協)からお願いされて

コロナワクチン接種の予約に関する

受付のお手伝いのボランティアをすることになったそうだ。

地元の公民館でやるとのことで

スマホとインターネットでの予約を

本人に代わって入力をする仕事なんだそうだが、

接種券からQRコードを読み取って接続するのか、

それとも番号を入れて(さらに生年月日をパスワードとして入力)

やるのかについて

「どうだったっけ?」という話になった。

その知人ともう一人の方(地元の人)との会話だが、

入力のお手伝いは

自分のスマホか、会場で準備されているタブレット端末でやるか

どちらかだというが、この時

インターネットが出来る「高齢者」が

全くできない「高齢者」のワクチン予約を

お手伝いするというイメージが出来上がった。

 

さらにどこの会場も

予約の入力を待つ列が

密にならないように、間隔を開けて並んでもらうが

それもボランティアの仕事なのだと。

 

誠にご苦労様ですとしか言いようがない。

しかし自治体ごとにワクチン予約の業務を丸投げすると

こんなに「市民」ばかりが苦労して

あとは「混乱」ばかりが残ってしまうというのは

いかがなものか?

これは日本国憲法を変えて

「緊急事態条項」を入れたところで

何も良いことに繋がらない。

ワクチン予約に関する業務は

感染病に関する様々な関連法案で

根本的に解決すべきであり、

そこで国と自治体との役割分担を

明確にしなければならない。

そうではないのか?

 

そして昨日から「国営」の大規模な

ワクチン接種センターの予約受付が始まった。

しかし、これも電話予約は出来ないのだ。

さらに、このセンターと地元自治体で予約が重なった場合は

自主的に取り消しをしてくださいというが

電話での取り消しができないのでは

またインターネットでやらなければいけない

ということになり

もしもお手伝いがない自治体の場合は

家族や知人を総動員することになり・・・・

 

制度設計がムチャクチャで

東京五輪パラリンピック

「絶対に開催!」のために

やっつけ仕事をしたのがこれだ。

世論調査で不満の声が多数上がるのは

当然のこと。

首相が「7月末まで!」という資格はない。

もはや全て裏目に陥っているから

「ショックだ」といって薄ら笑い。

こんなのが日本のトップだというから

高齢者「だけが」大迷惑しているのだ。

 

ちなみに首相は65歳以上で接種済み。

そしたら、その年齢以下でも割り込み接種をした

自治体の首長が続出した。

だったら最初からそういうルールにしろよって。

感染したら住民に迷惑をかけるからと。

国政に携わる人間なら

それくらいわかっているだろうに。

ワクチン接種情報 狭山市公式ウェブサイト (city.sayama.saitama.jp)

ワクチン同日に二重接種 集団接種会場でミス 北九州市:朝日新聞デジタル (asahi.com)

「ネットわからん」 ワクチン予約あきらめた 独居男性:朝日新聞デジタル (asahi.com)

やっとコロナワクチン接種の予約を取ったこと。(東京都・足立区民の場合) - shiraike’s blog (hatenablog.com)