(写真は2日発売の日刊ゲンダイより。)
日本国民からすっかり記憶が風化されているような
「モリカケ疑惑」だが、
森友学園への国有地売却に関して
財務省が捜査機関に任意提出した文書を
不開示とした決定について、総務省の
情報公開・個人情報保護審査会が
「取り消すべきだ」と財務省に答申したという
ニュースがきのうの夜に入った。
「エイプリルフールじゃね?」と私は最初はそう思ったが
決してウソではなかったのだ!
あの自殺した赤木俊夫さん(元・近畿財務局職員)の妻・雅子さんが
不開示決定のあとに総務省に不服を申し立てていたのだそうだ。
これは知らなかった。
報道されていなかったこともあるが
雅子さんはすべての可能性を諦めずに
あらゆる手段をやっていたことが本当の結果に結びついたのだ。
この答申には法的拘束力はないが
財務省は「対応を検討する」とわずかに動きを見せ始めた。
これがいま大阪高等裁判所で行われている
控訴審に良い結果が出ることを期待したい。