「特定の部品の不具合」が事故原因だとしながら
詳細を明らかにしない。
なぜならば裁判の影響があるからだと。
それで丁寧な説明が出来るのか。
出来ないだろう。
だから大谷翔平フィーバーに乗じて
世間からの関心が持たれぬうちにやる。
そういうことか。
14日に米軍の普天間基地に続いて
飛行訓練を再開した。
「原因がはっきりしないままの再開は困る。
住宅街の近くを飛行するので絶対に事故は
起こらないでほしい。」
読売新聞(22日朝刊)では、
当面の間は飛行場周辺での訓練飛行に限定するとしているが
まだ最初の段階はそうでも
忘れていた頃に東京湾の方までの飛行を再開させることは
間違いないのだ。
「オスプレイが飛ぶと自宅の庭から見える。
夜も遅くまで飛び、うるさい。
ここ1年でオスプレイのトラブルが頻繁になっている印象だ。
飛ぶ回数が増えて不具合も出るのではないかと、
配備当初よりも今の方が心配だ。」
(21日の飛行を受けて駐屯地近くの監視行動に参加した
木更津市岩根在住の桑原貞雄さん。同記事より。)
木更津市は、安全対策を守ってほしいことを
防衛省側に要望したのみで
佐賀空港に移転させることの約束を守ることを前提に
飛行再開を容認した。
(16日発売の日刊ゲンダイより。)
「(木更津)市はもう少し踏ん張るかと思ったら、
すぐ折れた。」
「事故原因の詳細をすぐに明らかに出来ない事情があるなら、
せめて飛行再開は詳細を説明できてからにするべきではないか。
なぜ待てず、市はなぜ市民に判断材料を示せない段階で容認したのか。」
(同じ木更津市江川在住の70代男性)
千葉県からすれば沖縄やいずれ配備が予定されている佐賀は
遠くのことと思うかもしれない。
木更津に集中している(12機、残りは熊本と佐賀に各一機。)のだ。
屋久島沖のようなことがいつ起きてもおかしくないのだ。
本当ならもっと怒りの声を挙げなければ
事故が起こってから後悔しても遅いのである。
説明責任が出来ないままのオスプレイの飛行はやめさせるべきだ。
米軍がやったから自衛隊もやらなければならないという決まりは
どこにもないはずだ。