2023年の漢字は「税」だってさ( #漢字検定 #清水寺 #松崎菊也 )

毎年恒例の「今年の漢字」。

「税」だそうだ。

たしかに消費税のこれからとか

インボイス導入とか

確かに税金に関するニュースや話題が多かったと思う。

増税メガネではないが

 税金の話はよく出てきた1年だった。」

 (NHK「おはよう日本」の街の声より)

あの大谷翔平ドジャース移籍のときは

ぜいたく税のことを初めて知った。

felix-llc.com

もともと税金というのは

社会の還元のためにあるはずなのが

いつの間に「国家」「政府」を支えるための

財源としか考えられていないように思える。

あの消費税にしても

福祉のためにあるはずなのに

法人税の減税の穴埋めに使われているという

噂を越えた「疑い」が出ているのだ。

www.excite.co.jp

これに対する反論もWEB記事などで出ているが

相次ぐ値上げも重なって

重税感は上がる一方で

増税だ減税だとふらふらしている。

 こんな政府のやり方では国民が信用しない。」

「若い世代にも負担が大きくのしかかってくる

 もうちょっと楽になってほしい。」

(同)

税金を納めた以上は

その使い道がどうなっているかを知ることは

国民の権利であり義務でもある。

しかし、あのパーティー券の問題にしても

政治に携わる人たちが

金銭感覚がルーズでは

悪いところで税金が使われていても

それを知りえることが出来るのだろうか。

それが最大の問題であるが

国会ではまったくの議論がなかった。

これでは定額減税といっても

また増税でしょうという話になる。

国民を馬鹿にしてくれるなよ。


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さて、漢字一字が発表されるのは

京都の清水寺(きよみずでら)だが、

このお寺では檀家はなく

参道沿いに土産物店などを構える

いわゆる「町衆」が寺を支えている。

だから、あの漢字の発表は

日本漢字能力検定協会の依頼を受けて

住職が筆を入れているが、

商売どころか「協賛」もない

ボランティアでやっているのだと。

都々逸教室の松崎菊也先生が

その町衆から誘われて

お寺で話をしたときに

あののたくったような漢字は何とかならないかと

住職に言ったら、

このお話を聞いてびっくりしたと。

そしてなんとかうまく書けるようにしますから

ご容赦くださいと言われたと。

ちなみに京都市はかって文化財保護の目的で

参拝料を課税することを条例で義務化しようとしたら

有名な寺院が反発して

無料参拝を行って市に断念させたという歴史もある。

どこに行っても

税金をめぐる議論は結論は見えないままだ。

shiraike.hatenablog.com

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