きょうは憲法記念日だが
きのうの東京新聞朝刊で
これによると、
どちらかといえばを含めて
「改憲の機運が高まっているか」が31%
「高まっていない」が67%
「急ぐ必要がある」が33%
「急ぐ必要がない」が65%
さらに改憲の進め方について
「前向きな政党で条文案作成」が24%に対して
「幅広い合意形成を優先」がなんと72%と
いまの政治の状況では
憲法改正よりも他にやらなければならないことが
たくさんあるだろうが!というのが世論の大多数というわけだ。
確かに自民党の裏金キャッシュバックで
適切な処分と事実解明が測られないということならば
28日投開票の衆議院3補選の結果は
立憲主義の野党候補が勝って当然だと思ったら
どちらかというとを含めて
「改憲の必要性がある」75%
「ない」23%
9条改正に至っては
「ある」が51%
「ない」が46%
さらに、自公与党などが推している
緊急時の国会議員の任期延長については
「賛成」が74%で
「反対」が23%になった。
この内容を見るだけでは
昨今の国際情勢の変化についてマスコミで散々垂れ流したことが
「改憲」への空気を醸すことが出来た反面で
それをリードする与党・自民党が
自らの失点で改憲へ向けた動きに足かせを嵌めて
護憲勢力が勢いを盛り返している構図がある。
どだい自民党が具体的な改正案を未だに発議をしていないことが
ほんとうなら大問題なのだが
それをマスコミが追及しないのだから
日本国憲法の今後が「宙ぶらりん」になっているということだ。
緊急事態条項や教育無償化を
条文に入れるべきだというが
それは憲法以外の現行法でも十分対処できる、
あとは内閣や行政のやる気しだいなのに
それを問題化しようとしていない。
いまのマスコミは改憲に賛成なのだろうか?
それすらもわからないままだ。
その一方で「同性婚」に関しては
「認めるほうがよい」73%
「認めないほうがよい」25%
しかし憲法調査会はいまだに
この件に関する議論をしようとしない。
国会は憲法に関する国民の気持ちを汲み取ろうとせず
自分たちの勝手でどうにかしようとしている。
それが見透かされたから
まったく盛り上がりに欠けているというわけだ。
それを踏まえて
地元の憲法記念日の集いに足を運ぼうと思う。