考えて見れば、コロナ禍は一段落したのに
２０２３年は１０月３１日が近づいても
ハロウィンとやらは盛り上がらない。
一応、昨年は私の職場でも
近くのスーパーでも
そしてマスコミ（テレビ番組やＣＭなど）でも
この時期はハロウィンで盛り上がっていたはずである。
ところが２０２３年はまるで
ハロウィンを自粛しているというか
ハロウィンそのものを
「なかったことにする」といった空気が
日本中を支配している感じだ。
きのう（２８日）の
ＴＢＳテレビ「報道特集」を見たら
ＪＲ渋谷駅の名物スクランブル交差点の周辺には
「渋谷はハロウィーンイベントの開催地ではありません」という
日英の言葉で書いてある横断幕が貼られて
さらにハチ公前広場は柵を組んで完全封鎖。
もはや戒厳令のように渋谷から
外国人観光客を含めた
すべての人を夜間だけ「消そう」とするものではないか。
その反論として
「路上の飲酒をやめてほしい」
「韓国ソウルの梨泰院（イテウォン）の将棋倒し
事故の件があったからしょうがない」
という声も。ごもっともだが
昨年と今年の今ごろを冷静に見ても
ハロウィンの盛り上がりは
「仮装好き」「お祭り騒ぎが好き」といった
ごく少数といった人たちだけといった感じだ。
おそらくマスコミもヘタに騒いで
渋谷で暴動が起きたら
その責任を取らされるのがゴメンだということかも。
しかしハロウィンを世間に広めたのは
マスコミの責任がある。
ジャニーズの問題もそうだが
これもそうじゃないだろうか。
ハロウィンとはイギリスを起源とする
秋の収穫のお祝いと悪霊を追い出す意味の行事として始まり
アメリカで広まったことから
同盟国である日本に１０年前くらいから
輸入された因縁がある。
イスラエルによる地上攻撃は何とか踏みとどまっているが
空爆による被害は拡大する一方である。
イギリスのあの報道機関ＢＢＣは
ハマスをテロ集団と決めつけない報道をしたことに
国際的非難が出ているそうだが
いっそのこと、本当のハロウィンを
全世界的に呼び掛けてみてはいかがだろうか。
キリスト教側からは否定の声もあるが
子どもたちまで犠牲に遭う
本当の悪霊をガザから追い出そうという声を
いまこそ高めるべきだと思うのだが。
