#メッコール と #一和 と #旧統一教会 と( #報道特集 #細田博之 )

しまった!写真を撮ることを忘れてた。

先週の休みに新宿区の職安通りにある

韓国広場というスーパーで

生マッコリとメッコールという飲み物を買った。

メッコールは大麦を原料にした

コーラと同じような味の炭酸飲料で

何年か前に飲んでまた飲みたいと思ったが

コリアンタウンを覗いても

なかなか手に入らなかったのだ。

実はこのメッコールを製造販売しているのが

統一教会系の「一和(現地語でイルファ・日本ではいちわ)」なのだ。


f:id:shiraike:20231015135821j:image


f:id:shiraike:20231015135834j:image

きのうのTBSテレビ「報道特集」では、

同教会の霊感商法などを繰り広げた

「経済部隊」について深く取り上げていて

そのきっかけは教祖の文鮮明

1971年に一和の前身の一和製薬が

高麗人参茶や濃縮エキスなどの製造を始めたときに

旧約聖書には人参茶は「天が与えた食物」とする

「マナ」と呼ばれていたことから

「人参茶を飲めばあらゆる病気も逃げていく」

「十箱でも何箱でも一遍に買ってくれる」

「だから二倍やれ!三倍やるんだよ!」

と当時の経済部隊の信者たちに大号令をかけて

あっという間にこの動きが広まったのだと。

さらに、

「もう食欲も出てきて、三箱も買ってくれた」

「むくみがとれ、この人参茶は神様だと喜んでくれて、

 お金の続く限り買うという人がおります。」

と押しまくり状態だった。(1973年の広報誌より)

しかし、この中の人参エキスはなんと

原価の8倍の売価の1本8万円で売られていた。

さらにその後に原価が安い壺や多宝塔などに

売り物を変えて稼ぎまくったことになる。


f:id:shiraike:20231015135856j:image


f:id:shiraike:20231015135907j:image


f:id:shiraike:20231015135920j:image


f:id:shiraike:20231015135933j:image

ちなみに以前、西原理恵子氏の韓国旅の漫画を読んだら

首都ソウルでは旧統一教会系の焼肉屋がけっこう多かったと

いう話があり、また日刊ゲンダイで以前読んだルポでは

韓国では統一教会は企業など経済的な面でのイメージが強いというのも見た。

韓国広場でも高麗人参茶やお酒やエキスがたくさん売られていたが

「一和」はその製造販売元のひとつしかないということだ。

しかし旧統一教会、というより

韓国の統一教会の総本山は人参商法に味を占めて

日本中にその霊感商法を発展させたというのが正しいということか。

「(解散命令請求は)仕方ないと思う。

 結果的には社会にそれだけの混乱を与え

 問題を起こしたということは事実ですから。

「(旧統一教会がここまで追い込まれたのは)

 根源的な理由は傲慢さにあると思う。

 韓鶴子氏(現・教祖)が『日本の総理大臣を連れて来い』とか

 あれは非常に傲慢。

 私は文書を送りましたよ。『やめてください そういうことは』と。

 日本の中心は日本であって

 韓国は韓国が韓国のためにやればいい。」

(元幹部の阿部正寿氏が報道特集の日下部正樹キャスターのインタビューに応えて。)

統一教会を許さないのなら

メッコールを買って飲むことをやめればいいのだが

最初に書いた通り高麗人参の商品と違って、

安く手に入る割にはあまり日本人に知られていない

この飲み物は霊感商法からは「蚊帳の外」になっているのも事実なのだ。

今度日本の店頭で見かけるのはいつのことになるだろうか。

でもいまなら韓国広場にまだあるような気がするのだが。

報道特集では、

あの細田博之のアレも取り上げていたが

地元の有権者からは

「自分がどういう渦中にいるか理解できていないんじゃない」

「説明責任を果たすべきだと思いますし

 中途半端な状態だとしたら結果が出てくるでしょうね。

 選挙の結果によって」と。

当然ですよね。

(写真はすべて報道特集より。)

yukito-ashibe.hatenablog.com

www.nikkan-gendai.com

www.mccol.jp

shiraike.hatenablog.com