まったくもって不可解だらけだ。
原ゆうじ市議の最新のブログによると
駅の東側を市がすべて買い上げて
バスが乗り入れできるロータリーがある広場と
その隣に14階建ての共同住宅、
さかい農園のある場所は面積を減らして
都市農地として残すはずだった。
しかし、そのうちの「ロータリーのある広場」が
昨年度になくなったことで
駅前までバスの乗り入れが事実上できなくなったというのだ。
しかし共同住宅は崖(斜面緑地)から切り離す形で
そのまま計画通りに建てるということになったのだ。
理由は、崖が
建築制限のある土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)に
指定されたことからだそうだが
市のホームページを検索したら
共同住宅に関しては立体換地建築物として
その保留床、つまり土地の部分が
(代表企業:三菱地所レジデンス株式会社、
構成員:ミサワホーム株式会社、東京建物株式会社)
と協定を締結したと載せている。
つまり共同住宅は位置を変えてでも設計変更することが出来ないというわけだ。
しかし、きのう都々逸教室の帰りに
新松戸駅の東側を歩いてみたら、
ほんとうに駅前広場がなくても
バスが乗り入れることが出来るのかに疑問があった。
さかい農園を過ぎて幸谷コミュニティーセンターの目指す方向へ
武蔵野線沿いの小さな道を歩いても
バス通り(都市計画道路3・3・7号横須賀紙敷線)につながる道はない。
そしたら300m以上まっすぐのところでこれが見えた。
都市計画道路3・4・18号馬橋根木内線の工事現場だ。
じっくり見ると
丘の上にある現場の新松戸駅側は
いまだに先が進んでいない。
トラロープが張られた砂利が敷かれている空き地に
道路を通そうとしているのかと思ったら
そこから先はトンネル部になって
駅の近くでまた普通の道路になるようだ。
しかし、駅に近い小さな道と
2車線と両端に歩道がつく大きな道路を
どのようにつなげるのかがわからないのだ。
むしろ丘の方からスロープのように
地上に道路を下げるというのなら理解できるが
3年前(令和2年)の説明会を聞いた住民は
絶対に納得できなかったのではないだろうか。
しかも近くの工事看板には
「令和6年3月22日まで」と書かれているが
説明会資料では「令和8年3月31日まで」と
事業認可期間として書いてあるのは
とても杜撰極まりない。
果たして来年の春には区画整理が目に見えるものとして
現れるのだろうか?
今後の推移を見守りながら
さかい農園の怒りの声を支持していきたい。
その畑では収穫を心待ちにしている利用者を目にした。
今後も何の妨害もなく畑仕事ができますように。