ジャニーズ事務所は先月に
「外部専門家による再発防止特別チーム」がこういう意見を
出してたよな。
「ジャニー氏の性加害を取り上げて報道すると、
ジャニーズ事務所のアイドルタレントを
自社のテレビ番組等に出演させたり、
雑誌に掲載したりできなくなるのではないかといった危惧から、
ジャニー氏の性加害を取り上げて報道するのを
控えていた状況があったのではないか」
「被害者ヒアリングの中でも、
ジャニーズ事務所が日本でトップのエンターテインメント企業であり、
ジャニー氏の性加害を取り上げて報道するのを
控えざるを得なかっただろうという意見が多く聞かれた。」
だからマスメディアもこの件について
自ら検証すべきではないかと
提言していたはずである。
しかし、その通りにやった上で反省の意を表明したのは
東京新聞だけである。
読売・朝日・毎日はいまだに
検証記事を書いていないままである。
(産経と日経はもとから期待していない。)
もともとテレビは今後の「お付き合い」のために
そういうことをやらないどころか
「所属タレントに罪はない」とか言って
自分たちの悪行三昧を無視するような態度を示している。
しかし、ジャニーズ事務所所属のタレントが
国民的支持を得ているからそれが許されているということと
「同性間の性暴力」のみならず
「異性間の性暴力」においても
この日本国では議論にすることが未だに憚られる。
まさに都合の悪いことには
「割れ鍋に綴じ蓋」ということしか出来ないのだ。
道徳に反する行為ではないのか。
でも、おとといの記者会見でも
それを糾弾する質問は
ほとんどなかった、というより
「一問一答形式」でそれを
遮る蛮行をやっていたはずだ。
ジャニーズ事務所の会見。最前列の真ん中に座って、ずっと手を挙げ続けた私と望月さんを絶対に当てないことを事前に決めていたとしか思えない会見で、失望し、憤りを覚えました。井ノ原氏は「ルールを守って」と私に言い、隣の芸能レポーターたちは拍手していました。しかし、厳しい質問をするであろう… pic.twitter.com/q0yh7Lija2
— Toshi Ogata (尾形 聡彦) (@ToshihikoOgata) 2023年10月2日
きのうの夜に新聞記事を読んだ母はこう言った。
「結局、なにも変わらないんじゃないの。」
私もそう思う。
会社名は変わってもジャニーズ事務所は
ジャニーズ事務所もまま。
反省の色なんて「ない」のである。