東京都や新宿区が
神宮外苑(神宮球場と神宮第二球場、そして秩父宮ラグビー場の改築による)
の伐採を多くの人達の反対および
イコモスなどの警告が出されても
強行させようとしていることに
これまでに多くの抗議行動があり
そして坂本龍一さん(故人)だけでなく
サザンオールスターズが新曲に
伐採反対をこめたメッセージを込めた
新曲が出て、これがユニクロの店内で流れることが決まった。
そして、きのうは新宿区役所前で
区による伐採計画の認可に反対する行動が行われている。
その声にずっと無視を決め込んでいた
東京都だが、きのうになって
こんなニュースが入ってきた。
「東京・明治神宮外苑地区の再開発を巡り、
神宮第2球場周辺の樹木の伐採を始める前に、
伐採本数を減らすなど樹木保全の具体策を示すよう要請した。
伐採は月内にも始まる可能性があるが、都が『待った』をかけた形となった。」
(上のHP記事から抜粋。)
ちょっとした朗報になったが
これには「ウラ」がある。
12日の翌日の13日。
すなわち、きょうは都議会環境・建設委員会があり
そこで請願・陳情審査として
この伐採計画のことが審議されるからだ。
いまの反対運動の盛り上がりを放置すれば
自分にも火の粉が降りかかる。
そこで事業者側に肝心なところを
丸投げしたわけだ。
しかしそんな時間稼ぎが許されると思ったら
大間違いだ。
都議会で伐採計画のあり方で議論するならば
伐採そのものを延期するのが
筋ではないのか。