#河合克行 #河合案里 #選挙違反 事件に新事実の記事が ( #安倍晋三 #菅義偉 #自民党 #中国新聞 )


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きのう発売の日刊ゲンダイを読んだら

ジャニーズ事務所の問題を今更ながら

批判のような報道をすることを疑問視し

その一方で安倍晋三が総理大臣だった頃の

大きな疑惑を報じようとしない姿勢を

批判していた。


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(写真は9日発売の東京スポーツより。)

 

その中に、あの記者会見の翌日に

中国新聞(広島で発行しているブロック紙)が

河合克行・案里夫婦の選挙違反を巡る

スクープ報道があったのだと。

www.chugoku-np.co.jp

 「2019年7月の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で、

 検察当局が20年1月に

 河井克行元法相(60)=服役中=の自宅を家宅捜索した際、

 当時の安倍晋三首相をはじめ安倍政権の幹部4人から

 現金計6700万円を受け取った疑いを示すメモを発見し、

 押収していたことが7日、関係者への取材で分かった。

 検察当局は、

 元法相が広島県内の地方議員や後援会員に現金を配り回った

 買収の原資だった可能性があるとみて捜査していたという。」

しかし検察は河合克行本人から供述を引き出せなかったことで

この件で起訴されることはなかったという。

しかし、このメモには

上半分に「第3 7500万円」「第7 7500万円」と書かれ、

それぞれ入金された時期が付記されている。

 その下に「+(プラス)現金6700」と手書きで記され、

 さらにその下に

 「総理2800 すがっち500 幹事長3300 甘利100」

 と手書きされていたというから

決定的な証拠にならないのかと思うが

結果的にはそうならなかった。

やはりアベスガの2人相手では

検察としては手ごわいということか。

日刊ゲンダイはこの事実が

不起訴をなってから4年後に出てきたことは

決して小さなことではないのに

なぜマスコミは中国新聞の後追いをしないのか。

それがおかしなことではないか。

ジャニーズは性加害の当事者が死んでから4年経って

大きな問題になった。

それもイギリスの放送局(BBC)がドキュメンタリーにしたのが

発端だった。

だったら河合夫婦のこの一件もきちんと追及して報じるべき。

その通りだ。

最近、この事件については

お金を受け取ったとされて

取り調べを受けていた元広島市議が

「検察のストーリーに合わせて供述を言わされた」という事実を

読売新聞がスクープして

他の新聞が後を追っかけたことがあった(いまでも記事が出る)が、

www.yomiuri.co.jp

この時、東京地検特捜部の検事がその元市議に対して

「不起訴にする」と示唆されたそうだが、

これだけの報道が出来るのならば

「メモ魔」と言われる河井克行

事細かなメモの内容、とくに

菅義偉のことを「すがっち」と書かれていたのはどういうことか。

これだけでも第2次安倍政権時代における

河合・菅の2人の「蜜月」関係を連想できるのではないか。

検察による不当な司法取引を批判するのならば

なぜ自民党本部からの1億5千万円以外の

「中央政界からのヤミ資金」を検察が無視したのか。

徹底的に報道してこそ

本当にジャーナリズムではないのか。

ジャニー喜多川の性暴力だって

メディアとして唯一報じたのは文芸春秋だけだった。

マスコミは形だけの反省をして「やってる感」では

誰も信用しないのも当然である。

shiraike.hatenablog.com