2023年 #統一地方選 で女性首長と議員が増えて(#入管法改悪反対 #改正入管法廃案)

きのうの続き。

25日東京新聞では

東京の特別区の女性区長が倍増し、

武蔵野市議会議員選挙の結果、

当選者が男女同数になったというニュースが載っていた。

下の記事(社会面)では

FIFTYSPROJECTが応援した候補の当選の声があった。

さこうもみ候補(武蔵野市

「ようやくスタートライン。人口比で考えたら

 女性の比率が50%でないことがおかしい(と力を込めた)。」

また杉並区議会議員選挙では

47議席中24人が女性議員が占めることになった。(過半数!)

衆参5補選でも

3人の新人女性候補が当選した。

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前回の統一地方選よりも少しづつではあるが

女性の地方首長や地方議会議員は増えてきた。

しかし課題も多い。

女性の政治家が増えても

護憲・平和・反差別の動きが加速化されるとは限らないからだ。

今回の選挙では「子育て支援」を強調した

候補者が目立った。それは悪いことではない。

しかしその一方で、本来ならば政治がもっとも救うべき

声なき声しか出せない人々のことが

放置されていないかということだ。

同日の東京新聞夕刊では、

東京の区議選でLGBT当事者であることを公表した

候補の当選者が前回の4人から7人に増えたという記事があった。

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LGBT政策情報センターによると

今回の統一地方選の結果を含めて

全国で15人ほど。まだまだ少数派だが

当選した候補者からは、当事者が政治の場にいることで

自らが望むさまざまな施策を前に進められること、

それが多様性を認める差別のない世の中になるという

希望につながるとの声があった。

私としても願わくば性別の壁を越えて

本当の優しさが守られ、つくられる社会のためにも

FIFTYSPROJECTなどの候補者たちを

積極的の応援していきたい。

最後にすこし話題が変わるが、

きょうにも強行採決されかねない

改正入国管理法の政府案の廃案へ向けて

24日に在留資格のないクルド人のこどもたちの支援団体が記者会見を開いた。

(これも25日東京新聞朝刊より)

「ずっと日本で暮らし、大学進学したいと勉強している。

 突然、法律が変わり帰れといわれても言葉もわからないし

 納得できない。」(高校2年女子)

「何も知らないトルコに行きたくない。」(小学5年女子)

「病気になっても保険証がない。(全額自己負担で)

 高額なので病院に行かずに我慢している。」(中学1年男子)

この土壇場で

政府与党と日本維新の会立憲民主党の一部は

「こどものみに特別な在留許可を与える」

「職員に教育を徹底させる」

難民認定は第三者機関で審査する」とかいう

妥協案(修正案)を出して譲歩する動きを見せているが

子どもと親を引き離すやり方と

帰国すれば虐殺される事実に目をつぶるような

改正案は「改悪案」なのだ。

反対の声を挙げて行こう!

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