あの #NHK 過労死記者のお母さまが #長崎 被爆2世とは( #麻生太郎 #台湾 #戦争 )

驚いた。知らなかった。

いまでは話題に上らなくなったが

NHK社会部記者で過労死した

佐戸末和さん(享年31歳)の

お母様の恵美子さん(73歳)が長崎原爆の被爆2世だったのだ。

きのう、長崎新聞のホームページで見た。

nordot.app

恵美子さんは終戦から4年後に生まれ、

子どもの頃に見た

父親の昇さんが火を見ると取り乱す姿が心に残っていた。

「暴れ回ったり、

 ストーブを倒して火事を起こしたり。

 原子野の暗い記憶が父の心をむしばんでいた。」

(記事より一部抜粋)

昇さんは船の設計技師で市内の爆心地から数百メートル以内の

山里地区に住んでいたが、8月9日に職場で被爆

自宅に駆けつけると母親(恵美子さんの祖母)と妹2人は死に、

妻と子どもの大やけどを負い数日後に死亡。

遺体は昇さんが火葬した。

恵美子さんはその後に再婚した女性との間に生まれた。

その女性も背中にやけどの跡があった。

昇さんは精神的に荒れたことから家庭崩壊寸前までいったが

恵美子さんは地元の短大を卒業して

地元の男性と結婚して末和さんが産まれた。

後世に苦悩を残す戦争や原爆がない平和な未来を生きてほしい、

そう願いを込めて名付けたそうだが

2013年7月に末和さんが亡くなる。

その後に過労死問題やNHKの内部改革のために声を上げたことで

大きな注目を呼び、末和さんの労災が認められた。

toyokeizai.net

恵美子さんは心から末和さんの死を認めることが

できないままだっただったが、

今年の春になり祖父母と母や妹たちの墓じまいのために

長崎に帰りその墓石に「8月9日」が並んで刻まれているのを見て

未来に平和をと願いを新たにしたのだと。

原爆から78年、あの頃から10年、

もう愛する家族が戦争や戦争と同じ理由で

バラバラになるのはいやだ。

それはみんなの願いであること。

8月9日だけでなくいつでもそうありたいのに

アソウさんという人は

台湾と戦うとか言ったそうですね。

この人の頭の中には

平和外交という言葉が全くないようですね。

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