9日、たまたまチャンネルを合わせた
NHKテレビの「おはよう日本」で
長崎の被爆者で結成された合唱団「ひまわり」が
同日に行われる平和祈念式典に最後の合唱での参加をする
というニュースを見た。
練習の風景では代表曲である「もう二度と」を唄うときに
「もう二度と作らないで
わたしたち被爆者を
あの忌まわしい日を 繰り返さないで」の歌詞で
強く訴えるようにという指揮者の指導に
苦しみながらもしっかりとやっていこうをいう思いをひとつにした
という場面を見て
私も合唱で日本国憲法前文と九条を唄う時に
平坦でただメロディー通りに唄うだけではダメなんだということを
意識していた(先生の指導もありますが)。
まさに同じだなと感じた。
(10日の東京新聞社会面より)
昨年と一昨年はコロナ禍で活動中止を余儀なくされ
31人もいた団員も11人になり
さらに平均年齢も81歳になり
合唱を続けるには体力が続かなくなってきた。
だからこそ今年の式典は次の世代に
反核と平和の思いを引き継いでほしいと
いう願いを込めたと思う。
次は誰かが歌をリレーしてほしいが、
また新しい平和の歌が唄われるのだろうか。
ひまわり(映画も有名)がまた
来年の長崎の夏に大きく咲きますように。