#マイナンバー って紐付きじゃなかったんだ( #マイナンバーカードの義務化に反対します )

5月29日の松崎菊也(きくや)さんの

facebookを見て驚いた。

マイナンバーカードを出せば

行政上の手続きが簡単にできるというのが

ウソだという話だからだ。


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お引越しを済ませたきくやさん。

仕事で忙しい奥さんの代わりに

東京都が補助する喘息の治療券の

住所変更のために区役所に行ったら

保健所に行ってくれと。

そこまではお役所仕事のことだから驚かないが

保健所の窓口で

住民票と旧医療券を提示してくれと言われたので

マイナンバーカードを出したら

住民票を出さなければ住所変更ができないと言われたのだ。

なんでも紐付けしてマイナンバーで済むことにしたんじゃないですかと

きくやさん。すると

「あ~~~~、いずれはそうなると思いますけど、

 まだ対応してないもんで。」と窓口の職員。

私はこれに驚いたのである。

きくやさんは区役所からそう言われていないと言ったら

「あ~~~~~、都と区は別ですから。」

ふざけんじゃないよ。保健行政は

都と23区が一部重なっている問題性があるのは事実だが

(私がお世話になった雇用保険関連のこともそうだが)

マイナンバーカードは国が発行して

その事務作業は自治体が代行している。

だから国がやっていることを

都と区がバラバラに対応しているのがおかしいのだ。

結局きくやさんはまた区役所にもどって

住民票もらってまたテクテク歩いて戻らせるんかいと言ったら

5分歩いたらコンビニがあるからマイナンバーカードで

住民票が取れると。(区役所から保健所まで歩いて7分かかったのだと)

マイナンバーカードを住民票にするのは紐付けっていうんだよ!」

「申し訳ありません。」

「あんた、一日に何回申し訳ありませんって謝ってる?

 ごめんで済んだら役所は要らんのじゃ。

 毎日謝らなくていいように、行政サービスを改善するのが

 先じゃバカタレ!」

これは私にとっても他人事じゃないのだ。

身内にそういう例があるわけではない。

もしもこのような手続きが必要になるかもしれないと

いう将来がない保証が「ない」からだ。

本当ならマイナンバーカードの制度がスタートしたときに

このようなことがないようにするのが

当たり前だと思ったらこのザマである。

東京都は別に紐付きに反対しているわけじゃないし

これらの作業もために費やす予算がないということも

ないだろうに。

行政サービスが必要な人たちが

マイナンバーカード一つで便利になれないのに

保険証と紐付きにしようとするのが

本末転倒というのではないか。

マイナポイントにつられてカードを持ってるという話を

職場でもよく聞くようになったが

その一方で行政サービスを利用したら

誤操作が相次ぐようになった。

それでもデジタル担当大臣は自治体と

富士通ジャパンに責任を擦り付けて

謝罪をしようとしない。

まさにマイナンバーは厄介者になっている。

でも使わない限りは

誰も気が付かないのだ。

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