昨年に続いて
2023年度(令和5年)のねんきん定期便が来たので
年金がもらえる見込み額の
前年度との比較をやってみた。
①65歳で支給される場合
133万4千49円(前年度より9938円減)
②70歳まで遅らせた場合
189万4千350円(同1万4千112円減)
③75歳まで遅らせた場合
245万4千650円(同1万8千286円減)
予想通りの「目減り」だったが
やはり前年度の差額を考えれば
65歳から受け取った方がオトクになる。
ただ、75歳どころか、
65歳まで生きられるかどうかは
その時になってみないとわからないから
やっかいなものである。
去年「PLAN75」という映画が公開されたが
ほんとうに人生を75歳で諦めることを
お上によって、というより
世論による同調圧力(コロナ禍のマスクもそう!)によって
そうせざるを得ないところまで追い詰められたとしたら
年金がもらえないままこの世を去ることまで
考えなければならない。
まぁそんな制度が本当にできるかどうかはわからないが
老後は年金だけでは生きられない時代になることは確かだ。
もっともその前に
認知症になることを「遅らせる」ことを
先に考えなければいけないのだから
まことにしんどいものである。
人生100年時代というものは。