マイナ保険証「強制」で混乱がますます拡大へ

東京新聞きのう13日の朝刊一面

高齢者の介護施設

マイナ保険証を利用者(施設で生活する)につくってもらおうなんて

絶対に無理なのだ。

なのにその重大問題を無視して

意地でも「マイナ保険証」をゴリ押しする

岸田内閣はもはや狂気の沙汰だ。

医療法人・生愛会グループ理事長の

本間達也理事長(元全国老人保健施設協会副会長)は

マイナカードに関わる

認知症などの患者がどうやって取得できるのか、

その行政サポート体制が確立していないと指摘した上で

支えていた家族が亡くなって

身寄りがない状況で施設に預けられた場合

「これどうするの、って話。」と

具体的な「壁」があることを強調した。

例え成年後見制度が使えるとしても

施設スタッフがマイナカード発行のために

サポートできるか(現状は人員不足)、

その不安を考えれば

「とにかく保険証はなくさないでもらいたい」と

政府の姿勢を批判した。

誤操作による問題があちこちで明らかになるにつれて

返上したという動きもでている。

しかしそれだけではない。

マイナ保険証の更新は5年に一回必ず行うことが義務付けられてて

その時にカード交付時に設定した暗証番号を持ってこいと。

なんと3つの番号を覚えなければいけないのだ。

署名時のときの番号と

利用者証明用と住民基本台帳用の暗証番号だ。

これはどうみても「年寄りミジメ」になる。

また若い世代は「どうせ、あまり病院行かないから」と

国民健康保険料を納めない人が多くなっていると。

12日の衆議院予算委員会

立憲民主党柚木道義氏が「今からでも遅くはない」と

マイナ保険証の廃止を首相に問いただしたが、

アッサリ否定された。

それでも混乱はますます続くのだ。

マイナ保険証ほど

究極の「弱者いじめ」はないだろうと

重く感じた。

私も出来るだけ「反対!」の声を上げていきたい。

www.tokyo-np.co.jp

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