14日に政府が認定した
大阪のIRリゾートに関する整備計画は
なんと審議会の評価で
1000点満点で「合格」基準の600点を
辛うじてクリアしたことを(657.9点で上から3番目のB評価)
新聞各紙で報道した。
これは15日の読売新聞朝刊の2面。
大阪府と包括連携をやっているにしては
「IRギリギリ合格」を大見出しにつけるとは。
やっぱり怪しいところがあるかもなと
審議会もそう見たようだ。
今後の実施に関しては
「7つの条件」を付けられた。
ではなんで「認定」されたのかというと、
「述べ床面積が約77万㎡と、IR先行地域である
シンガポールのマリナーベイ・サンズ(約60万㎡・開業時)を
上回ることや、初期投資額が1兆800億円に上るといった
経済効果」が評価されたのだと(カッコ内は記事からの抜粋)。
しかし、依存症対策や年間来場者数については
「早期発見・早期介入のための取り組みの記載が
あまり見られず、今後の具体化が必要。」
「細部の設定や根拠の不明瞭さが一部見られる」
「裏打ち以上に意欲的な数字」と
まさにボロクソというわけで。
住民市民だけでなくすべての国民に
これらの問題点をちゃんと説明責任をやってくれるだろうか。
期待はできないが。
さらにもう一点、
事業者側が出した完成予想のイメージ動画の中で、
イラストレーターの奈良美智氏や村上隆氏のデザインと酷似するものがあって
ご本人たちがツイッターで許可した覚えがないという抗議も。
ここでもボロクソである。