選挙ポスター掲示板の番号をアトランダムにする理由(吹田市・杉並区・首相遊説で爆発物)

これはいい仕事をしてるよなぁと感心した話。

22日投開票の統一地方選挙後半戦で

大阪府吹田市議選挙と東京の杉並区議選挙で

届け出順に決める選挙ポスター掲示板(選挙管理委員会が設置する)の

貼る場所を「アトランダム」にしたことだ。

理由はズバリ

政治家女子48党が前回統一地方選

総選挙、そして参院選でもやらかした「愚行」にあった。

(当時の党名はNHKから国民を守る党)

上の写真の記事(きのうの東京新聞朝刊社会面)では

党派の名前こそ出ていないが、前回の2019年のときに

「同一会派の5人が午前11時頃に(立候補届け出の)受付場所に現れた。

 それ以前に訪ねた39人(吹田の定数は36)は

 既に1~39の届け出順が決まっており

 5人には40~44の連番が割り当てられた。」

その結果、選挙ポスターの会場は

「NHKから国民を守ろう!」という言葉が

連番で目立つようにポスターが貼られたのだ。

当落度外視でNHKを攻撃するメッセージを

派手に出しまくるという反則まがいの

広報戦略だったのだ。

記事では掲示板を見た市民から

「なぜ特定の会派だけ一緒に並んでいるのか」との意見が

相次いで寄せられたことから

このように届け出順に1から始まっても

ポスターを掲示する位置を連番にさせないことで

前述の悪しき戦略の効果を薄めることが出来るというわけだ。

ポスターの掲示板は各市町村の選挙管理委員会に運営権があるので

番号の並び位置に特段のルールがないことから

吹田市と杉並区は独自の判断で行うことが出来たわけだ。

掲示板の作り替え(というより塗り替えか)で

予算がかかって手間がかかるかもしれないが

最初から真面目に選挙をしようとしない集団に

厳しくお灸をすえることが出来るのは大きい。

大変だろうが他の市町村でもぜひ検討すべきだと思う。

なお、政治家女子48党になってから

党首と元党首が内輪もめをして

ガーシーがいなくなっても悪目立ちしかやれない

この連中の存在こそが

まさに究極の税金の無駄遣いだと思うのだが

どう思われますか?

ちなみにきのうは和歌山で岸田首相が遊説する場所で

爆発物が投げつけられる事件が起きた。

どんなことがあっても暴力はいけない。

その相手が、死んでも許せないヤツであろうとも。

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