ちばりょー!アキノ隊員(沖縄・やんばる・高江・米軍訓練)

以前、沖縄に行った時に

高江地区(沖縄県東村)の米軍の訓練地に多数の弾薬が落ちているという話を聞いた。

現地でチョウ類を研究している立場で

この問題を訴えているアキノ隊員こと

宮城秋乃さん。昨年の県知事選挙の時には

現地で拾った空砲などを自民党系候補に投げつけたり

それ以前には訓練場の入り口近くの道に並べて逮捕されたりと

一見過激なことをやっているように見えるが

実は捨てられっぱなしの弾薬類はかなり多く

放置され続ければサビや腐敗などで土壌が汚染され

それがやんばるの森全体の生態系にも大きな影響をもたらしかねない。

だが、この森が世界自然遺産に登録されたのにもかかわらず

地元ではこの問題がほとんど無視されているというのだ。

そしてやんばるは国立公園でもある。

本来ならば国立公園の中に軍事訓練が出来る場所があるのは

おかしな話である。

しかし、やんばるだけは日米安全保障条約

日米地位協定のおかげでこのようになっている。

(下のHP記事を見ても米軍訓練地は見事に隠されて

 どこにあるかがわからないようになっている。)

だからアキノ隊員こと宮城さんは

たとえ一人でも米軍のやっていることを事実に基づいて

訴えているのだ。

www.okinawastory.jp

www.env.go.jp

上の写真は3月14日付東京新聞特報面の

辺野古・高江リポート(琉球新報の記事による)で

アキノ隊員は北部訓練場メインゲート付近の

県道70号線で空砲1発を見つけたという記事を拡大させたが、

akinotaiin.blog.fc2.com

本土でこんなことがあったら大騒ぎだが

沖縄でそんなことがあっても全国ニュースでは伝えない。

しかしアキノ隊員が抗議行動をして警察沙汰になると

やっと本土の新聞(とくに産経)が書きだすといった感じだ。

ここにも沖縄差別が存在しているし(ネトウヨがよく絡んでくる)、

それでほんとうに仮想敵国から沖縄を守ることが出来るのだろうか。

むしろ地元民の安全を脅かしているのは米軍のほうではないのか?

遠い地から応援したい。ちばりょー!

あなたは決してひとりではありません!

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