ガーシー除名に見るニッポン政治の「不都合な真実だらけ」

きのう15日の本会議で可決して決まった

旧NHK党(現・政治家女子48党)の

ガーシーこと東谷義和参議院議員(すでに元職)の件だが、


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(昨日の東京新聞夕刊より。)

私が思うことは一つ。

なんで当選直後にみんなでガーシーの政治公約を

問題にしなかったのだろうかということにある。

病気等などのよほどの理由がない限り

国会議員は会期中に国会に登院するのは当たり前。

これは法律うんぬんよりも常識的なことではないのか。

しかしガーシーは国会に行かないで議員活動をすると公言して

当選したのだ。さすがにこれは

民主主義を愚弄することではないか、といっても

昨年夏の参議院選挙直後はハッキリ言って

安倍晋三元首相の銃撃死と容疑者の犯行動機から始まった

統一教会(家庭連合)と宗教2世、そして

政治側との関係やらが政局の中心になって

世間の関心からガーシーはすっかり「蚊帳の外」となった。

むしろ当時のNHK党は似た者同士の「参政党」に

すっかり人気を奪われたといってもいいだろう。

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しかしガーシーにとってはこれ幸いだろう。

自分への得票数が約28万票を獲ったことで

やりたい放題をしても一定の「岩盤支持層」が

許してくれるからということで

いまだに帰国しなくてもいい。

議員バッジがなくても全財産を没収されることはないから

痛くもかゆくもない。

現にきのうの国会前では、反対行動のような

ヤラセ同然の行為が政治家女子48党主導で行われた。

産経新聞webニュースだけが伝えた。)

いまのガーシーはトルコ地震の被災地に気まぐれで立ち寄っては

岸田批判をやっているような

ただの恐喝犯のようなことしか出来ないのだ。

おまけにこれまで手にした議員歳費や各種手当は

国庫に返還するならまだしも

なんと政治家女子48党に返納するのだからお話にならない。

(メールで届いたIWJの記者会見ニュースによる。)

ちなみに11日に参加した松崎菊也さんの都々逸教室では

みんなが「とっとと辞めろ!鼻持ちならない奴め!」と

ガーシー大批判モードだったが

現実には高市早苗放送法の解釈をめぐるレク問題で

「言った」「言わない」の応酬に

与野党が揃って「どっちもどっち」という低評価状態のなかで

ガーシーがドン・キホーテ(安売り店のほうではない)のような

存在になったのだ。

これは紛れもない現実。

いや、この不都合な真実に厳しく向かいあわない限り

ガーシーのような「バカ者どもの神々(元週刊現代編集長・元木昌彦氏)」が

この日本という国を支配してメチャクチャにするであろう。

いや、もうそうなっているかもしれないのだ。

 

いっそのこと、ガーシーは除名される前に

ニセモノ山本太郎議席を譲ってやればよかったのでは。

自分が辞職すれば簡単に出来たことである。

 

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