この「縁の下の力持ち」にも拍手を

ゴールデンウイークではなく

「ステイホーム」ウイークになる直前になって、

有名人たちが医療従事者に

感謝と応援のメッセージを送っているという

話題が多くなっているが

22日の東京新聞朝刊では

こんなコラムがあった。

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早川由紀美記者の署名記事で

ごみ収集の職員が

コロナの外出自粛で忙しくなっているという話だ。

「毎日が、年末年始みたいです。」

重量が昨年より2割も多くなって

肉体的な負担が増しているのに加えて

ごみを収集車に入れるときに

袋が破れてマスクやティッシュ

飛び出てしまうこともある。

当然感染のリスクが高くなるが

マスクも消毒液も不十分なため

「使命感と恐怖心のはざまにいる」と。

多くの人が外に出なくなっても

日々の生活を支えている人たちは

決して休まずに外へ出て働いている。

この人たちにも

ぜひとも感謝の拍手を送ってもらいたい。

もしも今日から

すべてのごみ収集が2週間以上も

ストップしたら

誰だって困るでしょう。

その点をよく考えて感謝してほしい。

 

ところで今度は逆の例も加えておきたい。

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防衛省は米軍普天間基地の代替地である

辺野古沿岸の軟弱地盤の再調査をせずに

埋め立て工事の設計変更を

沖縄県に申請した。

当然「コロナで大変な最中に何だ!」

と大怒り。

ちなみに工事自体も

作業員から感染者が出たことから

中断しているが、

まったく別の話である。

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さらにコロナウイルス感染拡大のどさくさに紛れて

司法の独立を脅かす「検察庁法改正案」

(焦点は黒川弘務氏の定年にかかわる問題)

さらにAIやビッグデータの活用で

かえって監視社会を強めかねない

「特区法改正案」

種や苗を自分で採らずに

無理矢理企業から買わせて

食の安全を脅かす「種子法改正案」

そして「緊急事態条項」で

国民の権利と財産を搾取する「憲法改悪」。

これをいまの国会でやってどうするんでしょうか?

ろくに審議をしないで

だれも関心を持たない状況で

こっそり通そうとしているのか。

こんな政治家と政党には

拍手ではなく

罵声とブーイングを遠慮なく送りましょう。

どうせまともな批判なんか

聞く耳をもたない面々ばかりですから!

(でもやっと一律10万円支給で国会は休日返上中。)

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