きのうは千葉6区の生方幸夫議員(立憲民主党)の舌禍について書いたが、
きょうは自宅から隣になる千葉5区の選出議員であり
31日投開票の総選挙に出馬予定の
黒いスキャンダルである。
甘利幹事長に新疑惑!“秘密パーティー”で客寄せ講演の“闇営業”か? 尽きない説明責任(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース
この上の記事は
しんぶん赤旗日曜版(赤旗)の10月10号のスクープ記事が元になったのだが、
2019年4月3日に都内ホテルで
薗浦が政治資金パーティーを開いた時に
会費収入と支出があったのにもかかわらず、
本人の政治資金収支報告書に
この件の記載がなかったということから始まる。
当然、政治資金規正法違反の可能性が高いと
今年3月に赤旗が薗浦に指摘したら、
なんと慌てて収支報告書を訂正したというのだ。
(収入162万円、支出約46万円)
断っておくが
赤旗はマスコミではなく、
日本共産党の機関紙である。
薗浦の地位や経歴からすれば
共産党のイチャモンなんて
鼻で笑って無視することができるはずだ。
それが慌てて報告書を訂正したというから
「これは別になにかドス黒いものがあるぞ?」
と思うのがまともな神経である。
するとこの「秘密パーティー」になるはずだった
この時に、自民党幹事長になった
甘利明が40分に渡って講演し、
客寄せの広告塔となっていたそうだ。
ちなみにこの時の甘利明は自民党の税制調査会会長を務めていて、
2016年に金銭授受疑惑で経済財政政策大臣を辞任した
後遺症が全く無くなり(睡眠障害については説明果たさず!)
消費税10%の旗振り役の一人として裏舞台で活躍していたはずだ。
そしてこの時の講演のギャラは
甘利明本人の政治資金収支報告書に「載っていない」というのだ。
明らかに「ヤミ営業」、というよりは
薗浦本人が私的に甘利に「黒い接待」をしたのではないかという
疑惑が出てくる。
「甘利氏側の収支報告書に講演料受領の記載がないということは、薗浦事務所から、政治家としてでなく、個人的に講演料を受けたか、無償で講演したと考えられなくもない。つじつまが合わないのが、薗浦氏側の収支報告書の記載状況です。個人的な講演料を甘利氏に支出した場合でも金額を記載すべき。報酬なしなら『無償提供』といった形での記載義務が生じますが、それもない。甘利氏側は、明確に回答すると薗浦氏側に迷惑がかかるから正面から答えないのではないか。キチンと説明責任を果たすべきです」
(薗浦への刑事告発をした神戸学院大教授・上脇博之氏のコメント
日刊ゲンダイの記事より。)
ちなみに千葉5区は野党がそれぞれ候補者を擁立して
共闘が実現していないが
この問題を強く追及する必要がある。
どうぞ、「成長」や「分配」だけでなく
この重大疑惑をお忘れなきように!
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